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2013年の年頭所感

2013.01.01

あくびする直前の海 新年あけましておめでとうございます。

 

 「新年早々、これかぁ!」とお嘆きの声がきそうだ。

 何を隠そう、これは愛猫・海があくびをする直前の写真。ふだんは端正な顔の海だが、やはりあくびをする前はマヌケ顔になる。人間だってそうだ。どんなに美人でも、あくびする直前の顔は見られたものではないだろう。だから、そういうことを考慮した上で笑ってほしい。

 さて、今年最初のブログは、世の常識に従って年頭所感にしたい。今年も4日に1回は更新しようと思っているので、順当にいけば、年間90回程度。そのときどきの体験などを交え、なるべくなんらかのプラスアルファをまぶしたいと思っている。例えば、自分なりの物ごとの見方や感じ方であるとか、世の常識に対するテーゼであるとか、世の中のつかみ方など……。いずれにしても、「読んで失敗した」と思わせない文章を書き続けたいと思っている。

 

 今年は新しいことがいろいろと起こりそうな気がする。

 まず、今月15日に「多樂塾」が開講する。

 かねてから、本質・本源に迫る学びをしたいと思っていた。本来、人間は「本質・本源」に従って生きていたはず。しかし、いつからか小賢しい知恵をもち、さまざまな欲にかられるようになって、それから遠ざかる一方となってしまった。

 かくいう私も例外ではない。まだまだ表面的で小手先のことに心を奪われることがある。その都度、省みて修正するようにはしているものの、〝まだまだだなあ〟と嘆息がもれることがしばしば。

 そんな人間が本質・本源について何かを教えようとするなど傲慢以外のなにものでもないが、今、どんな内容にしようかと考えること自体がとてつもなく楽しい。

 それに、この3年数ヶ月、田口佳史先生に学ばせていただいていることの恩返しは、こういう形がベストだと思ったことも事実である。思えば、田口先生とお会いして以来、大きな愛に包まれてさまざまなことを学ばせていただいた。この3年強を思い返すたび、ありがたくて涙がこぼれそうになる。それなのに、なにひとつ恩返しすることはできない。だから、せめてもの……というわけだ。

 まずは、あまり大人数にしないで、少しでも濃密な学びの場にし、参加してくれた方々の貴重な時間を無駄にせぬよう、力を尽くしたいと思う。

 

 2月には、初めてアフリカの大地を踏むことになる。一昨年、予定していたのだが、大震災で流れてしまった。

 訪れるのは南アフリカとザンビア。アフリカの大地に立ち、壮大な夕日を見たとき、どんな感動を得られるのだろうと思うだけでワクワクする。帰国した私は「ニュー高久」になっているかも。

 

 今、エアロコンセプトのブランドブック制作を進めているが、春頃の完成を目指して原稿を書いている。全体の3分の1が文章で、残りが写真などのビジュアル。文章では、菅野敬一氏の生き様やエアロコンセプトの作品の真髄に迫ろうとしている。

 私は27歳で企画・デザインを生業とする広告会社を興し、途中で文筆業や出版業にも参画したのだが、そのプロセスで培った「すべて」をその本に注ぎ込めそうな気がする。言うなれば「集大成」のようなもの。こういうチャンスを与えてくれた菅野さんには、心から感謝している。

 

 昨年、石原結實氏(※『Japanist』次号で紹介)に出会い、「食べない健康法」を実施して以来、体調がすこぶる良くなった。と同時に、健康や栄養に関する今までの「常識」がいかに作為的につくられていたものか痛感するばかりである。

 厳密にいえば、一日2食にし、水分を控えめに、その代わり酒は毎晩という生活になった。以前もこの欄で書いたが、毎晩酒を飲んでいるにもかかわらず、γ-GTPは以前の半分以下に下がった。

 やはり、どんなに仕事がうまくいっても、いい人間関係が築けても、健康じゃなかったら毎日がグレーになる。目下の目標は「100歳まで現役で、寿命をまっとうする」だが、その足がかりを石原先生によって得た気がする。

 また、〝血行を良くするには下半身強化が最適〟とのアドバイスに従い、今は毎日250回のスクワットを続けている。なにしろ朝起きたら、50回スクワット。「何が口惜しくて?」と思う人もいるかもしれないが、それによって足腰が安定してきた。足腰が安定すると、さまざまな動作が楽になる。

 石原先生を紹介してくれた同志・奥山秀朗氏にあらためて感謝。ただ、フレンチのフルコースが食べられなくなったのは、ちょっと残念。メイン料理が来る前に、満腹になってしまうのだ。

 

 昨年12月、ひょんなことから短歌を書き始めた。もちろん、まだまだ未熟ではあるが、これを機に書き続けたいと思っている。なぜなら、楽しいから。

 そして、そう遠からず書を習い、自分の歌を自分なりの字で書きたいと思っている。知っている人は知っているだろうが、私はかなりの悪筆。しかし、「センセイ」などにつかず、自分流を貫いたらどういう字になるのか、予想がつかないだけに楽しみでもある。

 

 恒例の登山も楽しみ。今年は北アルプスの常念岳に登る予定だ。標高は2857メートルと、今までに登った山々に比べると少々低い。しかし、その頂上から眺める槍ヶ岳など北アルプス連峰の絶景は格別だという。それをこの目で見たい。

 

 『Japanist』をさらに深化させることは言うまでもない。1年目と比べれば、かなり洗練されてきた感があるが、まだまだ発展途上。自分なりの理想型を追究したい。もちろん、持続可能な状態にするのもいまだ果たされていない課題である。

 

 などと、思いつくままに書き連ねたが、要するに今年もやりたいことを存分にやり続けたい。その先に、どのような状況が待ち受けているのか、とても楽しみである。

(130101 第391回)

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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