笠間でアートを堪能する
20数年ぶりに茨城県笠間市を訪れた。
笠間といえば焼き物だが、正直、益子の亜流というイメージが強かった。が今回、一日を費やし、予想以上に心ゆくまで堪能した。
以前からあったかどうか記憶にないが、笠間芸術の森公園が素晴らしい。広さは新宿御苑とほぼ同じ(約18万ha)。変化のある丘陵地に工芸の丘、県立陶芸美術館、あそびの杜(アスレチックフィールド)、県立笠間陶芸大学校、野外コンサート会場、ムラサキパーク(スケート場)、陶のオブジェが配置された陶の杜などがあり、工芸の丘にはカフェ・レストランや陶芸を体験できる場もある。なだらかな丘陵地を歩くだけで愉しい。
この公園の近くには「回廊ギャラリー門」という素敵なギャラリーがある。作品の並べ方といい、調度品や小物といい、センスに満ち溢れている。
魯山人の住居を移築した春風萬里荘は残念ながら2月まで閉鎖しているが、笠間稲荷神社と笠間日動美術館にも訪れた。
最後は大洗まで足を伸ばし、大洗磯前神社の参道直下にある海中の鳥居を眺めた。
笠間は意外な穴場。オススメです。
笠間芸術の森の丘陵地
工芸の丘にあるCraft Café
Craft Caféの「常陸の輝きハンバーグプレート」。これほど美味しいハンバーグは滅多に味わえない
県立笠間陶芸大学校
回廊ギャラリー門。その名の通り、中庭をぐるりとめぐりながら買い物ができる
椿をあしらった大貫博之氏のぐい呑みを購入
笠間稲荷神社。高杉晋作も参拝したという
平安時代創建の由緒ある大洗磯前神社。神々が降臨したとされる岩礁の上に立つ鳥居
(250126 第1255回)
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