いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
Topics
『植物の神秘生活』より
植物の運動を研究したダーウィン、植物の魂を見たフェヒナー、植物が人間の想念に反応することを発見したバクスター、植物形態の根本にある原植物を提唱したゲーテ、サボテンとおしゃべりした橋本夫妻、植物のオーラ…
高群逸枝
女性史研究家であり詩人、評論家の高群逸枝の言葉を紹介しよう。一生のほとんどを女性史の研究に費やした高群女史。残された著書も膨大で、彼女の死後、夫の橋本憲三の手によって全集にまとめられた。ふたりが飼って…
内村鑑三
既存のキリスト教派によらない「無教会主義」を唱えた宗教家、内村鑑三の言葉だ。『武士道』『茶の本』と並び、三大日本人論の一冊に数えられる『代表的日本人』からの抜粋。二宮尊徳の章に、この一文がある。 この…
髙久多美男
ときどき登場してもらい、一喝いただこう。本サイトの運営会社、株式会社コンパス・ポイント代表、髙久多美男氏オリジナルの言葉である。以前もひとつ紹介したことがあった。風流人の彼の手にかかれば、これこのとお…
パウル・クレー
モザイク画で有名な画家、パウル・クレーの詩の断片だ。とりどりの色を巧みに操り、とらわれのない自由なスタイルで子供のような絵を描くクレー。彼は画家であると同時に詩人でもある。詩を書くように絵を描き、絵を…
ミシェル・フーコー
ミシェル・フーコーの言葉を紹介しよう。ある本の冒頭でみつけた。彼がフランスの哲学者だと知ったのは、ずいぶん後になってからだ。とくに気になる言葉ではなかったし、そのときはさらっと読み流していた。しかし、…
ソクラテス
古代ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉をふたたび。さすがソクラテス。「無知の知」同様、端的に本質をついた言葉である。孔子の「足るを知る者は富む」と同義だろう。孔子の晩年にソクラテスが誕生していることを…
千利休
千利休の「利休百首」の中の一首である。茶の道に通じている人なら「利休百首」を知らぬ人はいないはず。茶人の心得を歌にしてまとめたものだが、茶人に限らず万人にも通用するものが多い。この一首など、なにをかい…
『遊山西村』より
南宋の政治家であり詩人であった陸游の『遊山西村』に、この一節はある。中国のことわざとしても有名で、日本では遊郭や花柳界のことを「柳暗花明」と喩えることもあるそうだ。春の野が花や緑に満ちて景色が美しいと…
『五輪書』より
宮本武蔵の『五輪書』からの抜粋。地・水・火・風・空の「水の巻」にある「目付け」の解説がこれ。以前、他流剣術の誤りを考察した「風の巻」を紹介したことがあるが、こちらの「水の巻」は剣術の技法や鍛錬の仕方を…