Chinoma
HOME > 2023年の記事

ADVERTISING

紺碧の将

2023年の記事

2023.09.02
第2次世界大戦時、英国を救ったチャーチルは、言葉をもった政治家だ。深い洞察力と豊かな経験に裏打ちされた珠玉の言葉がたくさんある。そのどれもが、読む人の心を震わせる。 掲出の言葉は、…
2023.09.01
イタリアで長く暮らし、大長編『ローマ人の物語』を著した塩野七生が『君主論』で知られるマキャヴェッリの言葉を集め、紹介したもの。マキャヴェリズムは、人間が本来もっている善と悪のうち、…
2023.08.25
バッハに始まり、バッハに終わる。本コラムの最終回は、宇宙の摂理を表したとも思えるこの組曲で締めたい。この曲はチェリストのみならず、すべての弦楽器奏者にとって北極星のようなものだろう…
2023.08.20
銀座4丁目交差点にある日産ギャラリーに胸がキュンキュンするような車が展示されていた。ダットサン・ブルーバード。1959年製だから、私と同い年。私が5歳のころ、父が初めて買った車がこ…
2023.08.15
大正2(1913)年の刊行から110年が過ぎた。近代短歌史上最高傑作と評される斎藤茂吉の処女歌集を敬して遠ざけてきたが、機が熟したのか、急に読みたくなった。それには訳がある。ひとつ…
2023.08.13
福島県と山形県にまたがる西吾妻山へ登った。標高2,035メートルとはいえ、天元台高原駅からロープウェイとリフトを乗り継ぎ、そこから往復4時間ばかりの行程である。こういう楽をすると、…
2023.08.10
まったく異質なもの同士が融合して新たなものが創造されることを「ケミストリー」と表現することがある。化学反応とは訳したくない絶妙な表現だ。広義的にみれば、男と女という異質なものが融合…
2023.08.06
本題に入る前に、世間を騒がせているビッグモーターに関することを。いまだにこんな会社があるのか、と呆れるほど全体主義・自社ファーストで反社会的。実質的に経営の指揮をとっていた前副社長…
2023.08.03
ドアーズのヴォーカリスト、ジム・モリソンの詞は意味深長だ。そもそもバンド名はオルダス・ハックスレーの著書『知覚の扉』(原題はThedoorsofperception)の下の一節が由…
2023.08.01
せっかちな人というのは、得てして周りの様子が見えていないのでは、と思うことがある。あるいは合理的に物事を考える人は、先ず結論ありきというものの進め方をするので、もたもたしているこち…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ