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紺碧の将

2021年の記事

2021.11.10
人間だれしも心の裡に、なんらかの劣等感を抱えている。傍目には順風満帆な人でも例外ではないだろう。とりわけ脚光を浴びている人ほど、外からの評価と自分の内側に巣食う劣等感との乖離に戸惑…
2021.11.09
これは四書五経の中の「大学」の一節「大学の道は明徳を明らかにするに在り民を親た(あらた)にするに在り、至善に止まるに在り。」を取り上げたいと思います。この意味は、「立派な人間になる…
2021.11.08
8月1日に2匹の子ネコがやって来たことはすでに書いた。以来、我が家はこのネコどもに撹乱されっぱなしである。よくもまあ……と呆れるくらい、ろくなことをしない。目にもとまらぬ速さでおい…
2021.11.07
ビートルズ最後期の、あまりにも有名な曲のタイトル。直訳すれば、「その状況(it)をあるがままに(be)させておきなさい(let)」という意味だが、意訳すれば、「なりゆきにまかせなさ…
2021.11.05
ドヴォルザーク(私は密かにドボちゃんと呼んでいる)は、ワーグナー派とブラームス派が対立していた時代に音楽を学んでいる。当初、彼はワーグナーに心酔していたが、徐々にワーグナーの影響を…
2021.11.03
茶聖・千利休がもっとも言いたかったのはこれではないだろうか。茶の作法や心得を歌で説いてみせたという『利休百首』には、茶の教えが100個も事細かく歌われているが、茶の湯が今に残ってい…
2021.11.01
総選挙の結果が出た。前回、「国民を欺く立憲共産党」と題し、日本共産党と手を結んだ立憲民主党の選択がいかに目先の票目当てであり、政権運営のことは考えていないかということを書いた。有権…
2021.10.31
「愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある」という意味。〝口〟は実際の口ばかりではない。ある意図のもとに拡散されているデマ情報を鵜呑みにし、操られていることも知らずに〝拡大再生産〟…
2021.10.31
前回に続き、お茶関連の本を(私はまったくお茶を嗜んでいないのに)。良質のエッセイとはこういうものをいうのだろう。読みすすめるうち、気がつくと心がほっこりしている。生きていることその…
2021.10.29
ナチスの強制収容所から生還した精神科医ヴィクトール・E・フランクルの言葉をひとつ。名著『夜と霧』からの抜粋である。1940年代の最も過酷で凄惨な戦禍を生き抜いた彼からすれば、現代は…

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