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紺碧の将

2016年の記事

2016.06.18
事務所のある宇都宮へ行くたび、哀しい思いをする。見慣れた風景が一変してしまったからだ。栃木県総合運動公園と環状線(通称・宮環)の沿道にあった街路樹が数百本も伐採されてしまった。県の…
2016.06.16
『五重塔』で知られる明治の文豪、幸田露伴は、博学はもとより、教養の高さにおいても群を抜いていることはよく知られているところである。その露伴が教える努力の仕方が書かれた『努力論』の中…
2016.06.13
映画やドラマ化された小説『西の魔女が死んだ』の作者、梨木香歩。彼女の作品の多くは、植物を背景に生きとし生けるものの存在と役割、その死生観を描く。この言葉は、小説『家守奇譚』から抜粋…
2016.06.13
誰にもこころのふるさとはある。文字通り、故郷の風景だったり、運動部の部室の臭いだったり、実家の自分の部屋だったり……。私は「音楽と本でできている」と言ってはばからない人間だが、もっ…
2016.06.10
以前にも紹介した精神科医の神谷美恵子女史の著書『生きがいについて』から抜粋した。著者自身、「何のために生きるのか」という大命題を生涯探求し続けていたこともあり、後に精神科医としてハ…
2016.06.09
次号『Japanist』の巻頭対談は、演出家の浅利慶太氏をお迎えする。慶應高校在学中の昭和28年に、俳優の日下武史さんや照明家の吉井澄雄さんらとともに「劇団四季」を旗揚げし、長く日…
2016.06.07
児童文学家の松居直氏の言葉である。福音館書店編集部で創作絵本の出版に尽力し、数多くの作家を育てあげた松居氏は、現代の子供たちに欠けているのは言葉の体験だと言い、その理由のひとつに、…
2016.06.05
先月、鹿児島の幼稚園で、子供たちに裸足で過ごさせていることの意味を聞いた。なるほどと思った。善は急げ。いいと思ったものは、なんでも取り入れろ。さっそく、私も試してみようと思い、とき…
2016.06.04
1945年にノーベル文学賞を受賞したアンドレ・ジッド。ときに「アンドレ・ジイド」とも「アンドレ・ジード」とも表記されるが、そのジッド自身の告白小説として知られる『背徳者』からの一節…
2016.06.01
18年間も有効な処方箋などあるだろうか。平成10年に初版が発行され、28年の今年4月で44刷となる河合隼雄氏の著書『こころの処方箋』には、現代人の抱える悩みを対症療法ではなく、根本…

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