多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

NHKさん、国民の「知る権利」ってなに?
2017.12.11
 最高裁は今月6日、テレビを持つ人にNHKとの受信契約を強制した放送法を合憲とする判断を示した。 詭弁が通った。NHKの主張には無理があり過ぎる。 そもそも「受信料の仕組みは、国民の知る権利を充足する」という根拠がおかしい。ということは、NHKがなければ、国民の知る権利は充足されないということか。現実と異なる詭弁としか言いようがない。「健全な民主主義に寄与する」とあるが、憲法が保証する「契約の自由」との整合性はどう説明するのだろう。 NHKでしか放送されない情報はほんとうにあるのだろうか。「民法は利益至上主義だ…続きを読む
 
地元の人たちが守る歴史の点景
2017.12.07
 タクシーの運転手に聞いて、初めて知った。 通称「異人館」。正式には「旧鹿児島紡績所技術館」。前回紹介した仙巌園のすぐ近くにある。世界遺産に認定されているが、知名度は低く、見物人もほとんどいなかった。 明治初頭、紡績工場を稼働させるために英国から技師を招いた。彼らのために用意した宿舎がこの異人館である。 当時、情報漏えいを恐れ、英国人が外のトイレに行くにも見張りがついたという。それほど貴重な「知識」を持っている人を遇するための最高級の宿舎だったのだ。報酬も桁違いに多かったはずだ。 今でもじゅうぶん立派な建物であ…続きを読む
 
示現流のような仙厳園
2017.12.03
 鹿児島市に仙巌園という広大な園庭がある(世界遺産)。島津家の別荘として造られたもので、桜島を築山に錦江湾を池と見立てるという、いかにも九州的な大胆さが特徴だ。 京都の庭は、繊細な芸術品のような格調と緊張感で「愛でることはできても、寛ぐことはできないな」と思うが、ここはまったくさにあらず。南国の森の中に、あまり肩肘張らず造りましたという大雑把さがいい。広大な敷地には、曲水の庭や展望所、神社、竹林などのほか、もちろん御殿もある。 入り口近辺に興味深い物がある。幕末期、薩摩藩が自力で造った反射炉の基礎部分である(右…続きを読む
 
東西ふたつの港町の洋館の見せ方
2017.11.29
 横浜市山手にいくつもの洋館がある。神戸市北野にも異人館がある。いずれも瀟洒な港町として知られる。しかし、洋館(異人館)の活用の仕方は180度ちがうといっていい。 まずは神戸の異人館。今までに2度訪れたが、その都度「来なければよかった」と落胆した。とにかくひどい。チケットの売り場は街のあちこちにあり、「商売」に熱心なのはわかるが、展示の仕方が最悪なのだ。 今年の春も3館共通券を買って行ってみた。今ネットで見ても、どの異人館に行ったかわからないくらい印象が乏しい。なにしろ部屋の中は「ここにどういう有名人が訪れたか…続きを読む
 
入手困難な日本のウイスキーが意味するもの
2017.11.25
 ウイスキーが好きな人は気づいているだろう。酒販店の棚に、日本のウイスキーメーカーの主要銘柄がなくなっていることに。 あるのは安酒ばかり。1,000円〜2,000円のもの。しかし、「山崎」や「白州」や「竹鶴」など、サントリーやニッカの代名詞ともいえる銘柄の姿はほとんど見なくなった。せいぜい「知多」を見かけるていどである。 詳しい人に聞くと、世界のウイスキーコンテストで抜群の評価を得ている日本のウイスキーは世界中のファンの垂涎の的であり、まとめ買いのターゲットになっているらしい。特に中国の富裕層は高額で大量に買い…続きを読む
 
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