多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

レコードの音のふくらみ
2017.06.23
 これまで、自分はなにを栄養にして生きてきたのか? いろいろあるが、はっきり言えることは、小学生の頃から親しんだ海外の文学とロックミュージックだ。そんな人間にとって、レコードは最良のテキストだった。  最近、レコードとレコードプレイヤーをChinomaに運び、仕事に疲れると大音量でレコードを聴く。これがまた絶妙な気分転換になると同時に、とてつもないエネルギーを与えてくれる。  小学生4年の頃だったか。ビートルズの『ヘイ・ジュード/レヴォリューション』や『オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ/ホワイル・マイ・ギター・ジェ…続きを読む
 
人間どもを見下ろすネコ
2017.06.19
 銀座を歩いていたら人だかりがあった。みな、スマホを掲げて、なにものかを撮影している。 近づいてみると、「銀座6丁目」という標識の上に乗って悠然としているネコだった。瞑想しているのか、薄目を開いている。頭にはなぜかアジサイの花びらが載っていた。 泰然自若とはこういうものをいうのだろう。人間どもがキャーキャー言いながら集まってくるのを見ても、まったく動じない(私も〝集まってきた〟一人だが)。 自分でそこに飛び乗ったとは思えないから、おそらく飼い主がそこに置き、少し遠目からこの様子を見て楽しんでいたのだろう。 惚れ…続きを読む
 
人間のプリミティブな美しさ
2017.06.15
 なにを隠そう、私はボクシングのファンだ。 事の発端は、たまたまテレビをつけたらファイティング原田とライオネル・ローズの試合が中継されていたことだ。1968年だから、9歳の頃。「たまたまテレビをつけたら」というのは、前回書いたサッカーと同じである。それからボクシングに魅了された。  特に1980年代の中量級黄金時代に活躍したマーヴィン・ハグラーが贔屓の選手だ。彼は統一ミドル級で12度、防衛に成功した人で、そのスタイルはどこまでも美しく、無駄がなく、力強かった。人間というのは、鍛えればここまで美しくなれるのかと感…続きを読む
 
サッカーは都市国家戦争の名残?
2017.06.11
 あれは1974年のことだった。深夜、たまたまテレビをつけたらワールドカップ西ドイツ大会の決勝戦の生中継が始まるところだった。 西ドイツ─オランダ。自陣でゆっくりボールを回していたオランダは、一気にトップスピードで相手ゴール前へ。たまらず西ドイツはファウルを犯しPK。試合開始早々1分でオランダが先制した。 「な、な、なんなんだ! これは!」  これが本場のサッカーなのかと驚いた。  試合は結局、〝爆撃機〟ミュラーが決勝ゴールをあげ、西ドイツが優勝した。その大会は〝皇帝〟ベッケンバウアーと〝空飛ぶオランダ人〟クラ…続きを読む
 
建物と緑
2017.06.07
 日本の都市は、「合理的に発展させる」という名目で、どこもかしこも殺風景になってしまった。その反動なのだろうか、最近、建物に緑(植物)を〝植えて〟いるのをよく目にする。壁だったり、屋上だったり……。とてもいい傾向だと思う。以前も書いたことがあるが、街路樹を大切にしていないなど、緑化に意識の低い都市はダメだ。殺伐として、住民の心が透けて見えるようだ。 いま、シンガポールは「City in a Garden」を掲げ、国をあげて緑化に取り組んでいる。国をあげてと言っても、シンガポールはひとつの市しかないのだが……。以…続きを読む
 
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