日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

もし互いに注ぐ愛情が等量でありえないのなら、愛情量が多い方に私はなりたい
W・H・オーデン
 アメリカに帰化したイギリスの詩人、W・H・オーデンの詩の一節である。村上春樹が翻訳した『恋しくて』の中の短篇「愛し合う二人に代わって」に出てくる。社会問題を扱い、「30年代詩人」としてブームを巻き起こしたオーデンの熱は、戦後日本の文学青年たちにも飛び火した。 愛情はときに偏り、独りよがりに歩き出してしまうことがある。 愛情が主張しはじめたら要注意。 やがて、与えた愛情のぶんだけ見返りを期待してしまうから。 一人歩きし始めた愛情は、自己愛にすぎないのだ。 愛情を注げば注ぐほど見返りを期待してしまうのは、注いだぶんだけ、こちらの愛情がからっぽになってしまうことを恐れているからだろうか。 けれど、本当の愛情というものは、こんこんと湧き出る泉のように枯れはしない。 体の奥底から…続きを読む
 
人間が平等であるなんて幻想である。平等なんて気持ち悪い。退屈である
佐野洋子
 ヨーコさんの登場である。辛口なトークが小気味よく、絵本はもとより、彼女のエッセイファンは多い。辛辣な言葉の中にも愛を感じさせるのは、彼女自身が愛の塊だからか…。そんなことを言ったら、あの世から石を投げつけられそうで恐ろしい。それでもやっぱり、彼女の描く絵や文章は、生死を超えた神の愛に満ちあふれているように思う。(石は投げないでね、ヨーコさん)著書『ふつうがえらい』から抜粋した。 想像してみてほしい。 世界中の木が、みんな桜だったら。 世界中の花が、みんな薔薇だったら。 クリノキでもタンポポでもいい、世界中の植物がみんな、等しく同じだったら・・・。 虫も鳥も獣もそう。 石っころだってそうだ。 それに、街中ですれちがう人が、みんな同じ服を着て、同じ靴を履いて、同じバッグをも…続きを読む
 
平等に与えられた時間をどう使うかが、あらゆる差を生むことになる
中田宏
 以前にも紹介した、前横浜市長の中田宏氏の言葉をまたもうひとつ。 著書『中田主義』には中田氏のフィロソフィーがぎっしり詰まっている。 当たり前のことを当たり前として終わらせるのではなく、じっくりと考察し、自分なりに納得しながら実行に移していく彼の姿を見倣いたい。 本田宗一郎も同じことを言っている。「時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ」と。 使い古された言葉だと思うなかれ。 この使い古された、当たり前のことこそ、真に理解している人は少ないのではないか。 中田氏も、きっとそう思ったのだろう。この一節に添えた言葉を噛みしめてほしい。「金がある、ない。 能力がある、ない。 そんな差を生み…続きを読む
 
大切なのは、どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ心(愛)を込めたかです
マザー・テレサ
 ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの言葉だ。生涯を救済活動にささげ、万人に尊厳ある死を与えたいと路上生活者たちの看取りの場として開設された「死を待つ人の家」には、マザーの精神に少しでも触れたいと、毎日10〜50人ほどのボランティアが集まるという。 多くの場合、人は生きているという実感を手に入れたいと思うし、存在価値を見出したいとも思う。 マザー・テレサも言っている。「この世で最大の不幸は、自分が誰からも必要とされていないと感じること」だと。 しかし、必要とされんがために、あっちにもこっちにもいい顔をしていたら、軸はぶれ、自信も薄れて生きていくことが辛くなる。 そんなときは、ひとつひとつのことをていねいに、心を込めてやってみるといい。 お茶を入れるときも、茶碗を洗うと…続きを読む
 
Pain is inevitable. Suffering is optional.=痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)
リディア・シモン
 ルーマニアのマラソン選手でオリンピック銀メダリストのリディア・シモンの言葉である。村上春樹の著書『走ることについて語るときに僕の語ること』に書いてあった。彼女がマラソン中に繰り返して唱えている言葉だそうだ。 村上春樹は著書の中で、この言葉についてこう語っている。「たとえば走っていて『ああ、きつい、もう駄目だ』と思ったとして、『きつい』というのは避けようのない事実だが、『もう駄目だ』かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである」と。 たしかにそうだ。「しんどい」とか「つらい」「悲しい」という状況は誰にでもある。 しかし、それを「だからもう無理」とか「ダメだ」と思うかどうかはその人次第。 同じ状況に置かれても、みんなが同じ反応を示すとは限らない。 強制収容所に収容…続きを読む
 
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