多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

生き物と暮らすということ
2017.11.17
 今から7年前ほど、交誼のある盆栽家・森前誠二氏の経営する「銀座雨竹庵」でケヤキの盆栽を買った。以来、生活をともにしている。 高さは17センチほどだが、ゆうに30歳を超えている。小ぶりで凜とした樹冠が私の目を射止めたのである。 名前を「左馬之助」とした。「ヒダリウマノスケ」ではなく「サマノスケ」である。勇ましい名前だろう? 今年は今まででいちばんの紅葉だった。10月、寒い日が続いたためであろうか。おかげで毎日、リビングで紅葉狩りができる。贅沢なものだ。 若い頃は、盆栽など年寄りの慰みものだと思っていた。しかし、…続きを読む
 
コント山口君と竹田君はマキャヴェリストか?
2017.11.13
 ふだん、あまりテレビを見ないが、それでも時々見る番組がある。例えば、「日曜美術館」「クラシック音楽館」「日本百名山」「ダーウィンが来た」「グレート・ネイチャー」等々。芸術系や自然系が多い。 ふと気がついたら、ここにオジン系が加わっていた。「大相撲」と「笑点」と「お笑い演芸館」である。ま、寄る年波の影響には抗えないということか。 特に漫才が好きだったわけではないし、今でもそうなのだが、「コント山口君と竹田君」にはハマっている。聞けば、1980年代から続いているという。 ある時、偶然、二人のコントを見て、度肝を抜…続きを読む
 
画狂老人・葛飾北斎が見きわめた自然の形
2017.11.09
 葛飾北斎の痩身に、いったいどれほどのパワーが詰まっていたのか。 江戸時代後期、90回以上引っ越し、90歳で死ぬまで絵を描き続けた。ジャンルは風景、漫画から春画にいたるまで多彩で、世界で最も名を知られた日本の画家といっていい。しかし、「七十前画く所は実に取に足るものなし」と『富岳百景』に付した言葉が象徴するように、自分が思い描く画境にはまだまだ追いついていないと意識しながらの生涯だった。 70歳前に描いた絵は取るに足りないと言っているのだ。 この言葉はさらにこう続く。「73歳で動物や草木の姿がいくらかわかるよう…続きを読む
 
いろんな経営者がいるからオモシロイ
2017.11.05
 新聞、雑誌、テレビ……、最近なにかと永守重信氏に関する報道に接することが多い。日本電産のCEOである。それだけ激烈ということなのだろう。 御歳73とは思えない。タフでパワフルで明快。物事をシンプルに考え、率先垂範する。自信に満ちあふれ、どの国でも堂々とふるまう。ある意味、日本人離れした経営者だ。 日本電産はモーターを開発、製造する会社である。世界中で買収を続け、ついにグループの売上は一兆円を、社員は10万人を超えた。 買収と言っても、マネーゲームのそれではない。自社の本業と相乗効果の出せる、弱った企業に目をつ…続きを読む
 
美しき結び目
2017.10.31
 どうやら私は飲んべえと思われているようだ。たしかに、年365日、毎晩欠かさず酒を飲んでいる。わが家のエンゲル係数は比較的高いと思うが、食費に占める酒代もかなり高いだろう。なにしろ、妻も365日飲むし、今、同居していない娘も同じだ。そんなわけで、日本酒とウイスキーは常備している。 だからなのか、しばしば日本酒の贈り物がある。 過日、送ってもらった時は、妙に感動した。包装紙を解くと、写真のような風呂敷包みが入っていたのだ。 その結び目にいたく感じ入り、思わず撮影した。 日本には古来、多様な結び方がある。ロープを縛…続きを読む
 
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