日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである
ガンジー
 ガンジーが遺した多くの言葉の中の一言。どうやら口頭伝承らしい。断食や「塩の行進」など、ガンジーの行動を考えると、なるほどそうかと納得させられる言葉である。世の偉人賢人たちの偉業を鑑みても腑に落ちる言葉だ。彼らは世界を変えたのではなく、世界によって変えられなかった人たちなのだろう。  人から見れば、
 
型を真似るだけだけなら誰でもできます。型に心血を注いで初めて形になるんです
千玄室
 茶の湯の大家、千玄室大宗匠の至言である。『Japanist』創刊号で、コーディネーターを務める中田宏氏との対談での一コマ。大宗匠は茶の精神や利休の唱えた「和敬清寂」について語られた。出てくる言葉はどれも至言だらけ。その中の一言である。  型に入りて型を出る。 道と名のつくものの本道である。  茶道
 
目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる
『田園交響楽』より
『狭き門』や『背徳者』で知られるアンドレ・ジッドの『田園交響楽』より抜粋。盲目の少女を引き取った牧師が彼女にベートーヴェンの田園交響曲を初めて聴かせたとき、少女から「あなたがたの見ている世界は、『小川のほとりの景色』(第二楽章)のように本当に美しいのですか」と尋ねられたあとに牧師が答えた言葉である。
 
いのちに齢を加えるのではなく、あなたの齢にいのちを加えよう
日野原重明
 昨年(2017)、105歳で亡くなった聖路加国際病院名誉院長、日野原重明氏の言葉である。予防医療や終末期医療に尽力し、「生活習慣病」という言葉を生んだことでも知られている。一方で、子供たちへ命の大切さを伝える命の授業にも積極的に取り組まれた。以前、本欄で日野原氏の授業を受けた10歳の子の言葉を取り
 
四角な世界から常識と名のつく一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう
『草枕』より
「智に働けば角が立つ。……」と、以前にも紹介したことがある。夏目漱石の『草枕』から、こちらも名句である。いわゆる、漱石の人間観や芸術観がふんだんに盛り込まれたこの名著、鬼才のピアニスト、グレン・グールドの愛読書だったというのも驚きではあるが、ここに惹かれたグールドの感性に惚れる。  人というのは面白
 
地震のときになぜ大地が揺れるかではなく、普段なぜ大地が揺れないかを考えよ
三浦梅園
 江戸中期の自然哲学者、三浦梅園の言葉である。本職は医者であった。抽象的な概念を駆使した梅園の思想は、あまりに独創的すぎてほとんど理解されなかったという。中国哲学や日本史の専門家などがこぞって研究したというが、梅園の思想哲学はそのどれにも当てはまらず、研究者たちもお手上げだとか。難解だという著書『玄
 
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