いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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ベンジャミン・フランクリン
アメリカ合衆国建国の父のひとり、ベンジャミン・フランクリンの言葉だ。政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者と、さまざまな顔を持つのも、勤勉で探究心が旺盛だった証だろう。 ベンジャミン・フランクリン…
松尾芭蕉
弟子たちにもたびたび言っていたものと思われる。芭蕉の口癖だったらしい「夏炉冬扇の如し」。芭蕉が本当の芭蕉となったのは、晩年の10年ほどのことだという。『おくのほそ道』の旅に出て、名句が生まれたのもこの…
茂木健一郎
近代になって脳科学の研究は革新的な発展を遂げた。脳を知れば人間の言動原理は、ほぼわかるらしい。日本において脳科学という分野をポピュラーにしたのは、おそらくこの人ではないだろうか。脳のトリセツを真っ先に…
李白
唐の詩仙、李白の詩句である。漢詩『将進酒』の中のこの一句はとくに有名で、座右の銘にする人も多いらしい。儒教的な教示として引き合いに出されることもよくある。李白自身が「デキた人」でなかっただけに、共感を…
伊集院静
2000年の成人の日からはじまった、新社会人に向けたサントリーの新聞広告「二十歳の君へ」。作家の伊集院静氏によるこのメッセージは、継続年数20年を越した。スタート当時の若者ももう40歳余。もしかすると…
ウィリアム・ブレイク
一粒の砂に世界を見出し、一輪の花に天を見出したのは、イギリスの詩人、ウィリアム・ブレイク。靴下商の三男として生まれた彼は、幼い頃から予兆的なヴィジョンを見ることが度々あったという。彫版師として生計を立…
松岡正剛
おそらく現代の知の巨人と言えるだろう。松岡正剛。編集者、実業家、著述家など、さまざまな顔をもつ。その軸にあるは日本の美。生家は京都の呉服屋というから、納得もいく。松岡氏の幅広い活動や言動、思想哲学を眺…
『ねじまき鳥クロニクル』より
村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』の第1部「泥棒かささぎ編」から抜粋した。失業中の主人公、岡田亨がひょんなことから知り合いになった近所に住む16歳の女の子、笠原メイと話していたセリフの一部。16歳…
井上靖
小説家、井上靖の言葉である。劇作家の井上ひさしと血縁関係があるのかと思いきや、そんなものはない。縁もゆかりもないと言いたいところだが、実は井上ひさしの父親は、井上靖と競い合った文学仲間だったそうだ。だ…
ある中学生の言葉
某新聞に「こどもの詩」というコーナーがある。1967年5月にはじまり、今年の5月でまる54年になる予定らしい。投稿者は中学3年生以下の子供たち。修学未満の子供の言葉は家族が耳にした我が子のなにげない言…