Chinoma
HOME > 2023年の記事

ADVERTISING

紺碧の将

2023年の記事

2023.11.23
この豊穣な空気感の源はなんだろう?パリのセーヌ川左岸・カルティエにあるピアノの修理工房兼中古販売店〈デフォルジュ〉を舞台にした本作の底に流れる豊かな情感を味わえめば、無性にクラシッ…
2023.11.17
急遽、福島へ行く用事ができ、その合間にあの〝偉大な生き物〟に会いに行った。通称・三春の滝桜。日本三代桜のひとつである(ほかの2つは山梨県の神代桜と岐阜県根尾谷の薄墨桜)。三春の滝桜…
2023.11.07
かねがね不思議に思っていた。櫻井よしこさんは、どうしてあのような人になったのだろう、と。櫻井さんがジャーナリストとして、現在日本でも指折りの仕事をしていることに異論をはさむ人はいな…
2023.11.05
昔の人の土木技術には感心することしきり。とりわけ玉川上水は言葉が出ない。江戸時代前期の1653年(承応2年)、東京のはずれ羽村から四谷の大木戸まで42キロにわたって築かれた上水路の…
2023.11.03
はじめの第一歩がいちばん大変。なぜなら未知の世界だから。人は、未体験のことに警戒するようにできている。自衛のための本能だろう。しかし、その第一歩を怖がっていては、道は拓けないことも…
2023.10.31
私はいま、米国の作家スタンリイ・エリン(1916ー86)の推理小説にはまり込んでいる。というかもう泥沼に両足を突っ込んで二進も三進も動けない状態がここひと月以上も続いている。息子に…
2023.10.28
衛星放送、インターネット、電車の広告などに「第1位」「業界ナンバーワン」「人気度1位」「◯冠達成」「満足度第1位」などといった文言が目立つようになってひさしい。ほんとうにそうなのだ…
2023.10.19
いま、時代(歴史)小説の分野で注目しているといえば、朝井まかて氏である。女性ならではの細かい生活情景と男性的な歴史のダイナミズムの両方を表現できる稀有な作家である。本作は直木賞受賞…
2023.10.16
前回に続き、神社の話。『キャスト・アウェイ』という映画がある。乗っている飛行機が墜落し、南洋の孤島にひとり漂着し、そこでサバイバルするという内容だ。そのなかに印象的なシーンがある。…
2023.10.08
前回に続き、気韻の話。昨年夏、長野市の飯綱山に登ったとき、次回は戸隠山に登りたいと思っていた。飯綱山のすぐ近くにあるのだが、なんといっても「忍者の山」というイメージに惹かれた。とこ…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ