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紺碧の将

2016年の記事

2016.01.26
1982年にこの世を去ったクラシック界の異端児、グレン・グールドは、“希代のバッハ弾き”“エキセントリックなピアニスト”など、数々の異名をとった謎多き演奏家であった。生前、人嫌いで…
2016.01.24
定期刊行物で重要なことのひとつに、「続ける」ことがあると思っているが、ほとんどの定期刊行物が1年以内で廃刊を余儀なくされているのを見てもわかるように、「言うは易し、行うは難し」であ…
2016.01.23
46歳の若さでこの世を去った文筆家、池田晶子。考えることと言葉での表現に生涯をささげた彼女は、世界は言葉によって形づくられていると提言する。中学校3年生の国語教科書に取り上げられて…
2016.01.20
ギャグ漫画『天才バカボン』が生まれた背景には、赤塚不二夫のある思いがあった。「バカに真実を語らせよう」そこからバカボンが生まれ、バカボンのパパが生まれたという。歴史を振りかえってみ…
2016.01.20
つくづく好奇心というものはリベラルアーツの源だと思い知った。昨年11月24日の本欄で、修善寺にある新井幸江さん(香りのコーディネーター)宅を訪れた話を書いたが、暮れも押し迫ったある…
2016.01.17
真剣に孤独と向き合い、自然の命を描き続ける日本画家、堀文子。100歳を目前にして凜としたその姿は、彼女が描く草花同様、無駄な飾りがない。踏まれても摘まれてもあきらめず、志を貫き自力…
2016.01.16
本を読んでいつも感動するわけではない。むしろ、そういう本は極めて稀だ。しかし、正月にかけて読んだ執行草舟氏(しぎょう・そうしゅうと読む)の『本源へ』にはずっと魂を揺さぶられた。12…
2016.01.14
現代はストレス社会と言われている。老いも若きもストレスに押しつぶされ、病気になってしまったり、あげく、死に至る人もいる。ストレスにもいろいろあるだろうが、その大半は、何らかの悩みを…
2016.01.11
「どうして分かるんです、そんなことが?」わたしは意地わるく聞いてみた。おじいさんは当たり前のように言った。「よく見ていりゃ分かるんだ。たいがいの人間は、じっくり眺めることをしねえか…
2016.01.11
「人間の恐ろしさには、鬼だって逃げ出すわ!」黒澤明の名作『羅生門』の一セリフである。正確には、ちがう表現だったかもしれないが、そういう意味だった。事実、地球上のあらゆる生き物のなか…

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