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紺碧の将

2016年の記事

2016.08.30
本州で未踏の県がひとつあった。福井県。近年、同県が話題にのぼることが多く、早く行かねばならぬと思っていた矢先、講演の依頼があり、敦賀市を訪れた。よほどの事情がない限り、私はタクシー…
2016.08.29
童謡「ぞうさん」でおなじみ、まど・みちおさんの詩「ぼくがここに」の冒頭である。「ぼく」がここに立っている。その同じ場所に誰かが重なって立つことはできない。当たり前のことだ。「ぼく」…
2016.08.26
地獄編、煉獄編、天国編の3部で構成されるダンテ・アリギエーリの代表作『神曲』。ダンテ本人が主人公となり、冥界を旅しながら生命の意味、人間の本質を見出していくという有名な古典文学であ…
2016.08.25
今年3月から手がけてきた本がようやく仕上がる。三村邦久さんの『豊かな働き方貧しい働き方自分と組織のマネジメント論』。三村さんは「愚直経営」を旗印に、経営コンサルタントを営む友人であ…
2016.08.23
以前にも紹介した〝プチ・ファーブル〟こと細密画家の熊田千佳慕氏の言葉。同書『私は虫である』から抜粋した。98歳の天寿を全うした老翁の言葉はどれも、その長さ故か、天との交信のあらわれ…
2016.08.21
ここ数年、真夏にビアガーデンで多樂塾の納涼会を催している。昨年までは麻布十番の「さぬき倶楽部」で、今年は神宮外苑の「森のビアガーデン」で行う予定だった。ところが、メンバーの一人から…
2016.08.20
幕末、維新に活躍した数多くの志士たちを輩出した松下村塾。師の吉田松陰の言葉である。何をもって成功というのか。百人いれば百様である。夢はなにか?理想はなにか?それさえはっきりすれば、…
2016.08.17
シェイクスピアの四代悲劇のひとつ、『マクベス』の冒頭で、3人の魔女が語る不可思議なセリフの中の一節である。悪があるから善があり、醜があるから美がある。相反するものは、それで一対をな…
2016.08.17
前回、甲斐駒ケ岳に登ったことを書いたが、山小屋の前に奇妙な植物があった。紫色で妖しい形をしている。聞けば、トリカブトだという。以前、世間を震撼させる事件があった。3人の女性と結婚し…
2016.08.14
トルーマン・カポーティの著書『真夏の航海』から抜粋した。主人公グレディの言葉だ。人は人を見捨てないものだろうか?世の中には「人に見捨てられた」人はごまんといるはず。親に捨てられた、…

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