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紺碧の将

2011年の記事

2011.04.29
今年の正月、盆栽に手を染めたことはすでに書いた。盆栽といっても、よくあるような松柏ではなく、小さな葉もの(ケヤキ)だ。高さは20センチ弱だが、樹齢は約20年を数える。太い幹周りと枝…
2011.04.26
バルザック、デュマとくれば、自動的にヴィクトル・ユゴーという名が導き出される。19世紀に活躍した3人のフランス人作家について書かれた鹿島茂氏の『パリの王様たち』を読むと、彼らが作品…
2011.04.22
先回、バルザックのことについて書いたら、お薦めの作品を教えてほしいというメールが来た。残念ながら、膨大なバルザック作品群にあって、現在邦訳されているものはあまり多くない。ほとんどが…
2011.04.18
先日、レンブラント展を見た。パッと見はパワープレー、しかし、じっくり見ると繊細だ。ひとことで言えば、天才中の天才。久しぶりに本物の力に圧倒された。例えば、銅版画。色を用いず、細かい…
2011.04.15
徳川頼宣は家康の十男にして、紀伊徳川家の藩祖。幼い頃から気骨の溢れる少年だった頼宣は、十四歳のとき大阪の陣で初陣を飾る。先鋒に立つことを望んだ頼宣だったが、家康はこれを認めずに後方…
2011.04.15
米内光政は旧日本海軍の軍人であり、第37代内閣総理大臣でもある。1930年に中将となった米内だが、赴任したのは海軍内で「クビ5分前」「島流し」などと呼ばれた閑職。しかしその境遇を逆…
2011.04.14
東京都知事選が終わり、4選が決まった後の記者会見で、石原慎太郎氏はさかんに日本の復興にはわれわれの精神を改めなければダメだと言っていた。曰く、「自分の親が亡くなったのに葬式もあげず…
2011.04.09
どうも気持ちが落ち着かない。その理由はわかっている。原発の問題、被災地の方々の苦労、そして何よりこの国の先行きを憂えないわけにはいかないからだ。ただでさえ日本は財政が破綻寸前で、こ…
2011.04.05
例年なら今頃、日本列島は桜の話題でもちきりである。なにしろ、天気予報に「桜前線」なるものが現れ、お天気お姉さん(あるいはオジサン)がなにくわぬ顔で桜の開花予報などを報じている。日本…
2011.04.01
今回の大災害は、いろいろなことをあらためて気づかせてくれた。そのひとつは、皇室が続いていることのありがたさである。先日、天皇・皇后両陛下が被災地を訪れ、被災者一人ひとりにお声をかけ…

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