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本物の真髄(電子版)

竹田城と黒井城

2021.10.18

 兵庫県は名城のメッカだ。行ってみたい城がいくつもあった。

 その筆頭が竹田城だった。観光ポスターでは、雲海の上に聳える天空の城として馴染みがある。いったい、どんな山城なのだろう?

 兵庫県の北部、朝来市というところにある。前回紹介した鳥取県の投入堂を東へ進めば、朝来市に至る。そんなわけで喜び勇んで訪れた。

 しかし、竹田城の登り口はコロナの影響で閉まっていた。「しまったぁ」とダジャレを言っても時すでに遅し。きちんと事前に確認をしなかったツケである。

 あきらめが悪い私は朝来市の市役所に電話をして、「わざわざ東京から竹田城を見るために朝来に来たが、残念でならない」とかなりオーバーに身振りを交えて言い、そして「徒歩で登るルートはないですか」と訊いた。まじめそうな市役所の人は申し訳なさそうに「徒歩での登山口も閉鎖されているのです」と言ったあと、「もし、よろしければ、よくポスターの撮影に使われるポイントをご案内しましょうか」と言ってくれた。それが立雲峡という山で、そこならある程度の高さまで車で登ることができ、徒歩で撮影ポイントまで行けるという。

 竹田城に行くことはできなかったが、あのポイントで竹田城の勇姿を見ることはできた。訊いてみるものである。

 次に向かったのは、明智光秀の居城として知られる黒井城。さらに山奥、丹波にある。あるテレビ番組で城マニア(名前は忘れた。メガネをしたオジサンで、さかなクンみたいに喋る人)がこの城の素晴らしさを力説していた。

 驚くことに、山の入口が鉄の扉で遮られていた。ツキノワグマが出没しているから、鈴を鳴らしながら歩いてほしいと書かれている。鈴の持ち合わせはない。人影もほとんどない。こんな山奥でツキノワグマに襲われ、一生を閉じるのはあまり感心できない。そこで一計を案じた。スマホのYouTubeで音楽を鳴らし続ける。そうすれば、よほど音楽好きのツキノワグマでなければ近寄ってこないだろう、と。

 難なく頂上にたどり着いた。

 で、黒井城の感想は?

 う〜む。

 

竹田城を見渡す立雲峡へ至る道にある「岩張る松」。がんばるまつと読むらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスターなどで使われる天空の城

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒井城へ至る山道を遮る鉄の扉。自分で鍵を開けて入り、また締める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上にある黒井城天守跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(211018 第1098回)

 

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