いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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ヴィクトール・E・フランクル
精神科医であり心理学者のヴィクトール・E・フランクルの言葉。ナチスの強制収容所での体験を綴った『夜と霧』は世界的ロングセラーとして今なお読み継がれている。その中の一文を抜粋した。この一文、正しくはこう…
マキャヴェッリ
『君主論』でお馴染み、イタリア、ルネサンス期の政治思想家であり、フィレンツェ共和国の外交官であるニッコロ・マキャヴェッリの言葉である。君主論に並んで有名な『政略論』からの抜粋。今、マキャヴェッリが注目…
ターシャ・テューダー
91歳でこの世を去ったターシャ・テューダー。自然を愛し、人生を愛し、生活そのものを楽しんだターシャの生き様は、今なお多くの共感を呼んでいる。スローライフの先駆者でもある彼女の生涯を見ると、目まぐるしく…
塩野七生
イタリア史、古代ローマ史を語らせたらこの人の右に出る人はいないであろう、塩野七生。2000年にはその功績を称え、イタリア共和国功労勲章グランデ・ウッフィチャーレ章を受賞している。ローマ史に残る英雄たち…
豊臣秀吉
成り上がりの天下人と言えばこの人、豊臣秀吉。人物像もその偉業もいまさら語るまでもない。好き嫌いは別として、良くも悪くも百姓から天下統一を成し遂げた秀吉に学ぶことは多い。この言葉もそのひとつ。秀吉らしい…
いわさきちひろ
やわらかいタッチと優しい色使いを一目見れば、誰もがその人とわかる。児童画家であり絵本作家のいわさきちひろ。彼女が描く子供たちは、むじゃきな子供というより、おとなしい、ちょっとさみしげな、どこか影を抱え…
鈴木大拙
数回前にも登場した鈴木大拙の言葉をもうひとつ、紹介しておこう。著書『禅』には難解な禅の端緒が無数にちりばめられている。それゆえ、なんとなく禅がわかったような気になってしまう。勘違いもはなはだしい…か。…
パール・S・バック
小説『大地』でピューリッツァー賞を受賞、後にその功績を称えられノーベル文学賞を受賞したパール・S・バックの言葉である。宣教師の両親の元に生まれ、中国で育った彼女は大の親日家でもあった。作家活動をする傍…
北原白秋
詩人であり、童謡作家であった北原白秋の詩集『白金之独学』より、「薔薇二曲」の一曲目。藤原道三作曲で歌われている。NHKの某子供番組で流れていたことで、広く知られたようである。なんのことはない。薔薇の木…
大久保利通
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称された大久保利通。近代日本の立役者であり、日本史上最高の政治家であった大久保の、生涯にわたる方法論がこれだ。大久保が残した言葉ではないが、「リアリスト」と呼…