いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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東城百合子
何度か紹介したことがある。自然食・自然療法の第一人者、東城百合子さんの言葉をふたたび。御年92歳の今も現役で月刊誌『あなたと健康』の発刊や料理教室を開催し、健康運動に情熱をそそぐ東城さん。自然に学ぶ生…
『荘子』より
周さんこと荘周の言葉を紹介しよう。『荘子』の中の「心斎―虚心の説」の一文である。心斎とは、「人間の感覚、意識を払拭して身体に宿る霊気によって万物の根本の理法と一体になること」と辞書にある。大阪の「心斎…
『猫の妙術』より
ちょっと前に紹介した。古猫が教える武道の要諦ならぬ人生の要諦がつまった著書『猫の妙術』から、ふたたび古猫に登場してもらおう。折にふれページを開くと、ざわつきそうになる心がすっと軽くなる。やっぱり猫は禅…
ルパン三世
「ふ〜じこちゃ〜ん」でおなじみ、ルパン三世の名言を紹介しよう。原作者のモンキー・パンチ氏が亡くなったのは今年4月。これほど長く、世代を超えて多くの男たちを虜にしたアニメはないのではないだろうか。ヒロイ…
『サラとソロモン』より
思いは現実を引き寄せることはもう、誰もが知っているはずだ。数年前に話題となった『引き寄せの法則』の著者が書いた児童書『サラとソロモン』から、賢者であるフクロウの言葉を紹介しよう。子どもたちに贈る「幸せ…
吉野弘
戦後の現代詩の一翼を担った詩人、吉野弘の言葉である。生まれたばかりの我が子へ贈った詩「菜々子に」の中にあった。菜々子とは長女の名前。次女が生まれた時も同じように詩を書いている。吉野弘といえば、「祝婚歌…
茨木のり子
詩人、茨木のり子の言葉を紹介。ダメな理由を時代のせいにするなと、「自分の感受性くらい自分で守れ」と詩に読んだ彼女。戦後の混乱の中にいちばん美しい青春を置き去りにしなければならなかった当時の若者たちこそ…
白駒妃登美
「博多の歴女」こと白駒妃登美女史の言葉を紹介。福沢諭吉に憧れ、慶應義塾大学へ進学したという彼女。航空会社に勤務したのち、コンサルタントとして活動中に大病を患い、余命宣告を受けた。奇跡の生還を果たした彼…
『木』より
樹木に会いに北海道から屋久島まで旅した幸田文の、樹木をめぐる紀行文『木』からの抜粋である。「ひのき」の章にあった。森林を案内してくれた材木業のひとの言葉だった。長年、木とかかわり、森林を見つづけてきた…
渡辺信之
合気道本部道場指導部師範、渡辺信之氏の言葉である。88歳の今も現役で指導する傍、整骨院を開業する渡辺師範。「その場所に花があったら花にたとえ、榊があれば榊でたとえる」とその精神を説き、合気道は自由にな…