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紺碧の将

2017年の記事

2017.03.29
先日の千秋楽の優勝決定戦。日本中が歓喜に湧いた。ケガを押して試合に挑んだ稀勢の里の逆転勝利。表彰式で君が代を聞きながら涙を流す姿に胸を打たれ、涙が滲んだ者も多かっただろう。稀勢の里…
2017.03.29
いよいよ春到来。春在一枝中(春は一枝中にあり)。いまかいまかと気配を窺っている植物たちは、わずかに感じ取れる春の兆しに反応する。その感知能力はみごとなものである。便利になり過ぎて、…
2017.03.26
アメリカの詩人、ロバート・フロストの『Theroadnottaken(歩む者のいない道)』という詩の中の一節。始まりはこうだ。─黄色い森の中の道が二つに分かれていた残念だが両方の道…
2017.03.25
時を経て、なお生きているものがある。文章もそうだろう。例えば、いま、モーパッサンの短編集を読んでいるが、「二人の友」を読むと、普仏戦争当時、プロシア軍に包囲されている状況下、久々に…
2017.03.23
南アフリカ・ヨハネスブルグ出身のプロゴルファー、ゲイリー・プレーヤーの言葉である。御年81歳の今も現役で活躍する彼は、昨年4月に行われたマスターズ前日の「パー3コンテスト」で、ホー…
2017.03.20
本欄に何度も登場している小林秀雄。彼と数学者の岡潔氏の対談集である『人間の建設』から抜粋した。日本が誇る天才数学者と近代批評の確立者がそれぞれの知性をぶつけ合い、「人間とは」を追求…
2017.03.20
歳を重ねると、いろいろなことがわかってくる。ただ単にわかったような気になっているだけかもしれないが、少しずつ本質に近づいていると実感することがある。電通の過労死事件が発覚して以来、…
2017.03.17
映画「アメリカン・ビューティー」のセリフにも引用され、1960年代のアメリカで流行した「Todayisthefirstdayoftherestofyourlife」という格言。薬物…
2017.03.16
先日、読売新聞の「空想書店」欄にカキ養殖家・畠山重篤氏の記事が載っていた。彼は森と海の連関性を学ぶ際、「人と対話をするには、文系の力が必要だ。(そのためには)手当たり次第本を読むし…
2017.03.14
「雨ニモマケズ風ニモマケズ」でお馴染み、宮沢賢治の言葉である。詩人、童話作家、農業指導者、音楽家など、多才な賢治も37歳の若さでこの世を去った。残された数多くの作品は、今なお世界中…

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