いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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アルベルト・アインシュタイン
ベロだし顔の写真で有名なアルベルト・アインシュタイン。相対性理論などを提唱した世紀の大天才は、誰もが天才であると豪語する。前回取り上げたポール・スミザー氏の言葉と同じような意味合いだが、アインシュタイ…
ポール・スミザー
イギリス人のガーデンデザイナー、ポール・スミザー氏の言葉である。日本の野草に魅了されて来日してから25年以上も経つ彼が、庭師として伝え続けているのは、風土に合った庭づくりをすること。人間はあくまでも植…
堀文子
日本画家の堀文子さんは、若い頃から世界を旅し、一所不住で絵を描き続けてきた。100歳を目前にした今でこそ定住はしているだろうが、世俗から離れて自然を友とし、独立自尊で生きる姿は今も変わらない。彼女のモ…
日野原重明
104歳で今なお現役のドクター、聖路加国際病院名誉院長、日野原重明氏の言葉である。いつも笑顔でお元気な日野原氏の周りには、老若男女問わず多くの人がその生き方を学びたいと話を聞きに来るそうだ。日野原氏の…
チャーリー・チャップリン
「世界の三大喜劇王」のひとり、チャーリー・チャップリンの名言だ。孤児院で育った不遇のときも、決して未来への希望を捨てなかったチャーリー。この言葉の背景には、勝ち気な性格が自らの人生を切り開いていったと…
某新聞の一面にある編集記事と言えば、なんとなくわかる人もいるのではないだろうか。政党を食堂に例えてのライバル争いの内容だった。食堂だけに「うまい!」と思わず舌鼓を打った。日本料理の味の基礎は「出汁」だ…
岡倉天心
フェノロサに師事し、近代日本美術の発展に尽力した美術指導者、岡倉天心の言葉だ。以前にも紹介した天心の著『THEBOOKOFTEA(茶の本)』から抜粋したのだが、ここには東洋の精神のみならず、茶の湯の世…
玄侑宗久
僧職のかたわら執筆活動を行う芥川賞作家、玄侑宗久氏は何度も本欄で取り上げた。この言葉は氏の著書『仙厓無法の禅』から抜粋した。仙厓義梵は言わずと知れた禅僧で画家だが、晩年の軽妙洒脱でユーモアに溢れた禅画…
岡潔
多変数解析数論の分野で世界的業績をあげ、その名を深く数学史に刻み込んだ岡潔(おかきよし)。孤高の数学者としても知られ、彼の探求は数学だけにとどまらず、「人間とは」「生きるとは」という人間の本質にまで行…
『ヴェニスの商人』より
ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『ヴェニスの商人』より、商人アントーニオの友人、パサーニオーの名言だ。強欲な金融業者・シャイロックが、高額な利子の正当性を証明するため聖書を持ち出したことに対して、パサ…