いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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高坂正堯
ライフネット生命保険株式会社代表取締役、出口治明氏の大学時代の恩師、高坂正堯さんの言葉だそうだ。希代の読書家と知られる出口さん。読んだ本の数は有に一万冊を超えるという。出口さんいわく、人間が学ぶ方法は…
玄侑宗久
何度お世話になったことだろう。禅僧で作家の玄侑宗久氏にふたたび登場していただくことにした。困ったときの玄侑さん。こむずかしい禅の話も世事のあれやこれやも、おもしろおかしく説いてくれる。肩の力の抜け具合…
ベルナール・ド・シャルトル
12世紀ルネサンスのフランス、プラトン研究の中心人物であったシャルトル派のベルナール・ド・シャルトルの言葉である。過去の偉人や賢人たちが遺した文化的遺産、研究成果などを巨人にたとえ、その力を借りること…
レオナルド・ダヴィンチ
人類史上、最も多才な人物といわれるレオナルド・ダヴィンチ。その才能を列挙してみると、絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、地史学、解剖学、植物学など、人間業とは思えない。すべてに通じる緻密な…
『日の名残り』より
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の『日の名残り』から抜粋した。品格ある作風や、受賞理由の「感情に強く訴える小説」というのはそのままイシグロ氏の人となりを表しているのだろう。彼の作品を読んだ後…
アブラハム・H・マズロー
人間には5段階の欲求があると説いたマズロー。通称「自己実現理論」とも呼ばれる欲求段階説は、企業経営や労働環境の改善に大きな影響を与えたと言われている。自己実現に最も重要な要素としてマズローが力説するの…
ブレーズ・パスカル
名著『パンセ』で知られるブレーズ・パスカル。「人間は考える葦である」という言葉があまりにも有名すぎて他の名言は影を潜めているが、以前にもひとつ紹介したことがあるし、この言葉などまさに人間の本質を浮き彫…
原辰徳
元プロ野球選手で、元ジャイアンツ監督の原辰徳氏の言葉だ。この言葉の後、「いわゆる『覚悟の心理』とは、そういうものだと私は理解している」と続く。世の中は、勝った負けたの勝負の世界。強いものが勝ち、弱いも…
行基
奈良時代の僧侶、行基の歌である。成田為三が作曲し、『ほろほろと』という歌唱曲にもなっているので知っている人もいるかもしれない。あるとき、ふと、切なさが込み上げてくることがある。胸が高鳴り、そわそわした…
パウル・クレー
一見、子供の絵かと思わせる無垢な線画があるかと思えば、パズルのピースをはめ込んだようなモザイク画で色を操り、見る物を不思議な世界へといざなう。スイスの画家、パウル・クレーの作品からは、リズミカルな音楽…