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われわれは大胆でなければならない。しかし、大胆さのための大胆であってはならない

ピーター・ドラッガー

「マネジメント」の父、ピーター・ドラッガーの言葉を紹介。経営者のみならず、多くの人を魅了する彼の思想哲学は、人間の本質、人生の要諦がぎっしりとつまっていて、いつの時代も色褪せない。
 
 この言葉には続きがある。
「われわれは大胆でなければならない。しかし、大胆さのための大胆であってはならない。
 分析においては革新的、理念においては理想的、
 方法においては保守的、行動においては現実的でなければならない」
 
 まるで、禅問答のようではないか。
 革新的であり、理想的。
 保守的であり、現実的。
 ドラッガーは、バランスや中庸が大事だと言っているのだ。
 
 大胆でなければならないのに、大胆さのための大胆であってはならないというのも、要は、作為的ではダメだということだろう。
 
 個性を考えてみよう。
 個性を取り違えて、周りの気を引くために突飛なことをする人がいる。
 しかしそれは、目立ちはしても、まったく個性的とは思えない。
 個性はわざと作るものではなく、内面から滲み出てくるものだ。
 もともと持っているはずの個性が台無しになってしまうのは、作為が入り込むからだろう。
  
 個を全面に出しすぎると、個性は消える。
 むしろ、個を忘れるほど何かに没頭していれば、本来の個性は浮き上がってくるものだ。

 水に体をあずければ、自ずと体は浮き上がるように。
 
 理想があるから、新しいものが生まれるのであり、
 現実は、これまでの積み重ねで、伝統や習慣によっている。
 
 理想ばかりを語っていても、現実が伴わなければ絵に描いた餅。
 心は空高く、大地を踏みしめ、しっかり歩いていこう。

 

「美しい日本のことば」連載中

(190106 第372回)

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