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紺碧の将

2022年の記事

2022.11.05
長くロックを聴いているが、1970年代後半のパンク・ロックの出現ほど驚き、戸惑ったことはない。もちろん、尖兵はセックス・ピストルズである。いかにも単純なコードで、ガガガガーと喚いた…
2022.11.02
戯曲『サロメ』で有名なオスカー・ワイルドの、よく知られた名言である。楽観主義者と悲観主義者のものの見方のちがいを、これほど的確に言い表した言葉もそうないだろう。「なるほど、まさに」…
2022.10.31
前回、伊吹山に登った話を書いたが、その拠点としたのは大垣だった。大垣は、芭蕉の『奥の細道』の最終地でもあるし、関ヶ原の合戦においてはきわめて重要なところだった。関ヶ原合戦の前日まで…
2022.10.31
本コラムの前々回、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を紹介したが、シャーロット・ブロンテはエミリーの姉。文学好きの間では、『嵐が丘』と『ジェーン・エア』のどちらが好きかという話題が多い…
2022.10.25
ベートーヴェンの第5番とともに、この作品は人類が創った音楽のなかで、最高峰に位置することは明白である。音楽に好き嫌いはつきものだが、これらの作品は個人の好き嫌いというレベルをはるか…
2022.10.25
某ラジオ番組で、ふと耳に入ってきた。アコースティック・ギター・デュオ、ゴンチチのお二人の、どちらかの言葉だったように思う。相方が「なるほど」と深く納得していたが、おそらく視聴者の多…
2022.10.24
其のまゝよ月もたのまじ伊吹山芭蕉が『奥の細道』の最終地・大垣へ行く手前で詠んだ句。伊吹山とは関ヶ原の北部に位置し、日本百名山にも数えられる。句意は、「山といえば月とセットというのが…
2022.10.20
「家康のあっぱれな植物知識」と副題がつけられた本書だが、全編をとおして家康の植物の知識について書かれているわけではない。植物に関する短いコラムのなかで、象徴的なコラムのタイトルを本…
2022.10.17
『マルテの手記』で知られる詩人、ライナー・マリーア・リルケの詩の一節である。生野幸吉訳の『リルケ詩集』にあった。冒頭の一片がタイトルになった「ほとんどすべての物から…」という詩だ。…
2022.10.17
なるべくいろいろなところへ行きたい。海外ではなく国内を。だから登山や旅行、出張の際は、目的地だけでなく、その周辺のことを調べ、可能な限り足を運ぶようにしている。その一端は、このブロ…

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