Chinoma
HOME > 2015年の記事

ADVERTISING

紺碧の将

2015年の記事

2015.10.30
 菜根譚、後集35条に、「禅宗に曰く、『饑え来たりて飯を喫し、倦み来たりて眠る』。詩旨に曰く、『眼前の景致、口頭の後』。蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く…
2015.10.28
「ニッポンの伝統工芸に出遭う」というイベントが青山や外苑近辺で行われている。エリアから少しはずれるが、松濤のフィアット&アルファロメオショールームで山中漆器とのコラボレーションがあ…
2015.10.26
環境問題の告発本『沈黙の春』で知られるレイチェル・カールソンが、最期の手記『センス・オブ・ワンダー』で、自然へのまなざしをこう書き残している。色を変え、姿を変える木々のまとう葉や、…
2015.10.24
どこもかしこも熱心にスマホに見入っている人ばかりだ。駅の雑踏などでぶつかりそうな場面がたびたびあり、思わず怒鳴りつけたくなる。ぐっとこらえるが、精神衛生上、甚だしくよくない。スマホ…
2015.10.22
9歳で失明、18歳で聴力をも失った東京大学教授、福島智氏の言葉である。著書『ぼくの命は言葉とともにある』から抜粋した。彼は、自分の姿を見た人が「勇気をもらった」とか「すごいですね」…
2015.10.20
1年を四つに区切る。これがここ数年の私のサイクルになっている。なぜなら、『Japanist』が年4回発行の季刊誌だから。取材先候補リストから具体的に取材先を選んでアポをとり、取材を…
2015.10.19
障害者雇用で有名な日本理化学工業会長、大山泰裕氏の言葉である。日本理化学工業は今ではチョーク業界ナンバーワンのシェアを誇っているが、そこに至るまでの道程は紆余曲折だったという。マー…
2015.10.16
とにかくモノが溢れかえっている。どこを見回しても、モノの洪水だ。もともと私はシンプルな空間が好きで、モノを選ぶ際は慎重を期してきた人間だと自負するが、それでも気がつくと身の周りはモ…
2015.10.16
サマセット・モームの『月と六ペンス』から抜粋。「じゃあ、なりたい姿になれないなら、夢や希望もあったもんじゃないだろう」と反論が聞こえてきそうだが、そうではない。よーく考えてみてほし…
2015.10.13
生前、オシャレ番長として若い世代から同世代の女性たちに支持されていた森瑤子。作家としての頭角を現しはじめたのは、なぜか男にもてなくなってからだというが、その作品を読めばそれもなんと…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ