いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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松浦弥太郎
長年、「暮らしの手帖」の編集長として活躍した松浦弥太郎は、日々の暮らしの中にころんと落ちている言葉を拾い上げるのがうまい。まるで、手品師がポケットから花を散らすように、空気中でふわふわと漂っている塵や…
安岡正篤
知識人、教養人であれば安岡正篤の名を知らぬ者はいないだろう。「心を養い、生を養う」としてまとめられた『安岡正篤一日一言』から、ある日の言葉を引用した。人は自分のことはさておき、他人のことはすみずみまで…
みうらじゅん
漫画家でありイラストレーターのみうらじゅんの言葉。長髪とサングラスの姿はあやしげで、ちゃらんぽらんな雰囲気満載のこのおじさん。出てくる言葉はテキトーなようにも聞こえるが、その実、なかなか奥の深いことに…
萩本欽一
「欽ちゃん」の愛称で知られる萩本欽一の言葉。1970年代、80年代に一世を風靡した日本を代表するコメディアンも、最初は演出家から「君は才能がないからやめたほうがいい」とまで言われたという。本人もまた、…
稀勢の里
先日の千秋楽の優勝決定戦。日本中が歓喜に湧いた。ケガを押して試合に挑んだ稀勢の里の逆転勝利。表彰式で君が代を聞きながら涙を流す姿に胸を打たれ、涙が滲んだ者も多かっただろう。稀勢の里は優勝が決まったあと…
ロバート・フロスト
アメリカの詩人、ロバート・フロストの『Theroadnottaken(歩む者のいない道)』という詩の中の一節。始まりはこうだ。─黄色い森の中の道が二つに分かれていた残念だが両方の道を進むわけにはいかな…
ゲイリー・プレーヤー
南アフリカ・ヨハネスブルグ出身のプロゴルファー、ゲイリー・プレーヤーの言葉である。御年81歳の今も現役で活躍する彼は、昨年4月に行われたマスターズ前日の「パー3コンテスト」で、ホールインワンを記録して…
小林秀雄
本欄に何度も登場している小林秀雄。彼と数学者の岡潔氏の対談集である『人間の建設』から抜粋した。日本が誇る天才数学者と近代批評の確立者がそれぞれの知性をぶつけ合い、「人間とは」を追求する。無明とはなにか…
チャールズ・デードリッヒ
映画「アメリカン・ビューティー」のセリフにも引用され、1960年代のアメリカで流行した「Todayisthefirstdayoftherestofyourlife」という格言。薬物中毒患者救済機関の施…
宮沢賢治
「雨ニモマケズ風ニモマケズ」でお馴染み、宮沢賢治の言葉である。詩人、童話作家、農業指導者、音楽家など、多才な賢治も37歳の若さでこの世を去った。残された数多くの作品は、今なお世界中で愛され、読み継がれ…