多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

安土城はわからないからオモシロイ
2009.12.31
 今年もいよいよ大晦日になってしまった。 このブログ『多樂スパイス』を読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。 今年は初めて会ったのに、すでにこのブログを読んでいて、かなり私のことを知っているというケースがいくつかあった。本来なら、知り合って、徐々にその人間を知っていくというプロセスが当たり前なのに、初めて会った時にすでに相手の情報をたくさん得ているということが普通のことになってしまった。その分、自分を知ってもらう手間が省けるというか、話が早いというか、時代も変わったなあと痛感した次第である。 いずれにしても、私の書いている「よしなしごと」に興味を抱いていただき、そこから多くの共感を得ていただいている(もちろん、その反対もあるだろうが)というのはありがたいことで…続きを読む
 
神も仏も畏れぬ
2009.12.26
 サラ・ブライトマンの新しいDVDを観ていた。ウィーンのシュテファン寺院大聖堂で行われたコンサートである。 つくづく思うのは、イギリス女とイタリア男というのはなかなかの組み合わせだな、ということ。もちろん、ビジュアルでの話である。アレッサンドロ・サフィーナという伊達男の鑑みたいなテナー歌手とサラのデュエットを見て、そう思った。流し目なんぞを繰り出し、互いに見とれ合いながら熱唱している姿はまさにベタそのものだが、まったく嫌味がない。 世界にあまたいる民族の中で、どうしてイタリア男だけがあんなに美的な外見を授かったのだろう。もちろん、例外があることは言うまでもないが。例えば、アングロサクソンの典型的な美男を見ても、生身の人間という感じがせず、リアリティーがないが、イタリア男は…続きを読む
 
評価定めがたし、織田信長
2009.12.22
 今年、『火天の城』という映画を観た。安土城築城をテーマにした作品だ。ひとことで言えば、とても良かった。大工の棟梁役をやった西田敏行の演技に惚れた。すごい俳優だ。 かなり以前から安土城趾へ行ってみたいと思っていたが、その映画を観てからますますその願いが強くなった。 願えば叶う。今秋、織田信長が天下に号令をかけようとして築いた、ひと山丸ごと城! という奇想天外な城跡へついに行ったのである。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人を戦国武将の3傑ということに異論のある人はいないだろう。それぞれに大きな役割を果たし、それぞれの個性に合った人生の幕引きをした。 それぞれ功罪が錯綜するものの、ありていに言えば、私は秀吉はあまり好きではない。藤吉郎の頃はそれなりに魅力があったが、地位が上…続きを読む
 
ミシシッピ川で考えたこと
2009.12.18
 旅で味わったことは、いつまでも脳の片隅にしまわれているようだ。風景、味、匂い、聴いた言葉・話した言葉、あれこれ考えたこと……。 1988年10月、アメリカ南部へ2週間弱の旅をした。88年といえば創業の翌年で1年間の個人事業を経て法人にした年。仕事が山ほど入ってきて、ずっと仕事ばかりしていた。社員も5人に増えていた。そういう時期に私は2週間近くも会社を留守にしてしまったわけだ。 メンフィスにいる友人を訪ねた後、ひとりでニューオリンズへ向かった。ディキシージャズを生で聴きたかったのと、ポール・サイモンの『夢のマルディ・グラ』という曲で得たニューオリンズのイメージがとても魅惑的だったからだ。 プレザベーションホールというディキシージャズの小屋(ほんとうに古い!)の地べたに座っ…続きを読む
 
白侘助と坂田甚内のコラボ
2009.12.15
 気がついたら、書、陶器、絵画など、かなりの点数の作品が手元にある。芸術家を取材する機会が多いことから、どうしてもそうなってしまう。相手に惚れてしまえば、作品をもちたくなる。それは自然の感情だ。 ところが、飾るスペースにもストックするスペースにも限界がある。これ以上、なるべく買わないようにしようと心に決めてはいたのだが、仲のいい陶芸家・坂田甚内さんのアトリエを訪ねたら、とても素敵な作品があったので買い求めてしまった。 それが右の写真。ある盆栽家と甚内さんがコラボレーションした時の作品のひとつだが、白い椿(侘助)と抹茶茶碗の組み合わせだ。写真ではわかりにくいが、鉢の代わりとなっている茶碗は、甚内さん特有の黒陶波状紋である。私は陶器なら、甚内さんの作品が一番好きだ。愛用のマイ…続きを読む
 
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