多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

美しき「人馬一体」
2017.03.12
 競輪・競馬・パチンコ・マージャン……。賭け事の代表格だが、私はとんと縁がない。若い頃にパチンコをやったことはあるが(当時は可愛い遊戯だった)、競輪も競馬もマージャンも一度も経験がない。 しかし、生まれて初めて馬券を買った。3回買って、すべて外れだったが、だいたい概略はつかんだ。さ〜て、これから本腰入れて競馬場に通うとするか。  というのはウソで、死ぬまで賭け事にはまることはないだろう。なにしろ会社経営自体が賭け事のような要素を含んでいるため(もちろん、そうではない部分の方が圧倒的に多い)、わざわざその世界に入る意味がない。以前、アメリカ南部のカジノへ行ったときも、特になんの感興もなかった。 賭け事というゲーム(からくり)を作ったのは人間だが、サラブレッドを作ったのも人間…続きを読む
 
これが沖縄の真の姿
2017.03.07
 ある点と点がつながって、沖縄関連の本を出版することになった。 タイトルは『沖縄が好きな人へ…「これが沖縄です」』。著者は沖縄で生まれ、育った新垣治男(あらかきはるお)氏。  沖縄と聞くと、「海がきれい」「気候が温暖」というイメージが浮かぶ。美しい風景、快適な自然環境は神からの恩賜にほかならないが、沖縄はその中でも一頭抜きんでている。  いっぽう、政治的にはかなり偏ったイメージが浮かんでくる。米軍基地反対運動をはじめ、「なんでも反対している」というイメージを持つ人も多いことだろう。そして、「あの戦争のとき、ひどいめに遭ったのだから、しかたないよね」と落着させる。  しかし、反対運動をしている人の多くは、本土から大挙して押し寄せた左翼活動家だということは案外知られていない。…続きを読む
 
この恵まれた国、ニッポン
2017.03.03
 しみじみ思う。いい国に生まれたと。 つくづく思う。ここまで至れり尽くせりの国はないと。  たしかに重箱の隅をつついて針小棒大に語れば、悪い面は山ほどある。しかし、それでも他の国と比べれば、信じがたいほど豊かな国である。そういう国で暮らすことができ、われわれ日本人は幸せだ。トルコ生まれの知人が「日本人は黄金の絨毯の上を歩いているようなもの」と言ったのは、けだし名言である。  食べ物は巷にあふれ、学ぼうと思えばいくらでも学べる。仕事だって、えり好みをしなければいくらでもある。もし、競争に負けたとしても、セーフティネットは社会の隅々にまで機能している。  しかし、どんなに至れり尽くせりの制度ができても、それが当たり前の状態になれば、人はありがたいとは思わない。  例えば、ひと…続きを読む
 
階段を昇ると、そこには天国があった
2017.02.27
 神戸で素晴らしいレストランに出会った。もちろん、引き合わせてくれたのは、小西忠禮氏(『扉を開けろ』の主人公)である。 三宮駅から歩いて5分ほどの場所に、その店はある。  名はスポンテニアス。  と聞くと、〝高久通〟(そんな人いるの?)は思うはず。「京都のスポンタネと関係があるの?」と。  京都のスポンタネのことは本欄でも書いたことがある。じつに由緒正しいフレンチで、私はこの店のオーナー、谷岡シェフの料理が大好きだ。  神戸のスポンテニアスと京都のスポンタネは関係はない。料理の方向性もかなり違う。 昨年の秋だった。取材の後、小西氏に案内された。  まず、入口が私好みだった。看板がないのだ。かろうじて目にしたのは、壁に描いた文字のみ(写真下参照)。つまり、「知っている人だけ…続きを読む
 
船村徹という情愛
2017.02.23
 作曲家・船村徹氏の訃報に接したのは、神戸へ向かう新幹線の中だった。 2006年のある日、「船村徹の付き人」と名乗る若い男性から電話があった。「船村が髙久さんと食事をごいっしょしたいと言っているのですが、いかがでしょうか」と。  え? どうして船村さん? と意外だった。演歌の悪口を書いたことがバレたかな、と。  宇都宮のホテルの中華レストランで初めてお会いしたとき、笑いながら「断れらたらどうしようかとドキドキしていましたよ」とおっしゃった。  大御所にそう言われても困ります。  なぜ、私に会いたいと思われたかといえば、当時弊社が発行していた『fooga』と私の政治思想によるものだった。とても共感していただいたようだ。  食事中、驚いたことがある。6人くらい座れる円テーブル…続きを読む
 
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