多樂スパイス
HOME > Chinoma > ブログ【多樂スパイス】

ADVERTISING

紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2023.11.17
急遽、福島へ行く用事ができ、その合間にあの〝偉大な生き物〟に会いに行った。通称・三春の滝桜。日本三代桜のひとつである(ほかの2つは山梨県の神代桜と岐阜県根尾谷の薄墨桜)。三春の滝桜…
2023.11.05
昔の人の土木技術には感心することしきり。とりわけ玉川上水は言葉が出ない。江戸時代前期の1653年(承応2年)、東京のはずれ羽村から四谷の大木戸まで42キロにわたって築かれた上水路の…
2023.10.28
衛星放送、インターネット、電車の広告などに「第1位」「業界ナンバーワン」「人気度1位」「◯冠達成」「満足度第1位」などといった文言が目立つようになってひさしい。ほんとうにそうなのだ…
2023.10.16
前回に続き、神社の話。『キャスト・アウェイ』という映画がある。乗っている飛行機が墜落し、南洋の孤島にひとり漂着し、そこでサバイバルするという内容だ。そのなかに印象的なシーンがある。…
2023.10.08
前回に続き、気韻の話。昨年夏、長野市の飯綱山に登ったとき、次回は戸隠山に登りたいと思っていた。飯綱山のすぐ近くにあるのだが、なんといっても「忍者の山」というイメージに惹かれた。とこ…
2023.09.29
先日、ある美術館で日本画を見ていたときのこと。丹念に鳥の姿が描き込まれている絵を見て、「線が増えれば増えるほど、鳥の本質から遠ざかっている」と思った。だれの作品だったかは覚えていな…
2023.09.20
タイトルを見て、「間違っているよ」と思う人がほとんどだろう。しかし、私はほんとうにそう思っている。正確には、「外はめっぽう暑かったが、建物のなかなど人工的な空間はめっぽう寒かった」…
2023.09.09
――逮捕されたスーパークレイジー君容疑者は……という記事を見て、目が点になった。これは誤りだと。まちがって「君」をつけてしまったのだと。しかし、そのあとも「君」がついている。この男…
2023.09.03
西吾妻山から下山した後、上杉家の諸々にふれたくて米沢へ行った。上杉家といえば、謙信が春日山城を居城としていたため越後のイメージが強いが、景勝の代になって会津へ移封され、関ケ原の戦い…
2023.08.20
銀座4丁目交差点にある日産ギャラリーに胸がキュンキュンするような車が展示されていた。ダットサン・ブルーバード。1959年製だから、私と同い年。私が5歳のころ、父が初めて買った車がこ…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ