日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる。
松下幸之助
かつてない困難から2年が経った。松下翁がいうような「かつてない革新」を、私たちは見つけられただろうか。被災地に根を生やして頑張る人たちのなかには、そういう得難い境地に立とうとしている人がぽつぽつと出始めている。では、安全地帯にいる私たちはどうか。震災は、日本人のためにお天道様が与えたもうた「お題」である。日本人を、「被災者」と「そうではない人」に分離してはいけない。すべての日本人が団結し、「かつてない飛躍」をめざし、このお題の答えを全力で探そう。(130311第66回)…続きを読む
 
心の糧は五感を通して心の底に映る万象を正しゅう判断して蓄えること。これが心に飯を食わせることですな。
西岡常一
稀代の宮大工棟梁、西岡常一。法隆寺や薬師寺の棟梁として「鬼」と呼ばれた、日本建築の粋を体現する男である。心を満たす飯、とは何だろうか。腹を満たせばたしかに一時心も満たされる。かような生理現象の効用もそれはそれである。だがもちろん、西岡の説く主旨ではない。宮大工は、感覚を研ぎ澄まし、五感を開放して仕事に臨む。そうでなければ、生きものである木材を自在に操り、千年の時をまたぐ日本建築を手がけることなどおよそ不可能だからである。厳しい仕事に身を置き続けることで、心はやがて(森羅)万象を正しく判断できる力を宿す。あらゆる経験を、蓄えるべきものとそうではないものとに仕分けできるようになり、蓄えるべきものを自らの糧として無限に吸収できるようになる。身体の成長が止まり、やがて来る死を迎え…続きを読む
 
本当の旅の発見は新しい風景をみることではなく、新しい目をもつことにある。
マルセル・プルースト
そこが地の果てだろうが世界遺産だろうが、帰路につくあなたの顔に、あなたの知らない別のあなたの眼光が宿らないのならば、それは旅ではなく暇つぶしに過ぎない。プルーストがそこまでいっているわけではもちろんないのだが、そう拡大解釈したくなるほどに、プルーストの言葉はまったく正しい。そして耳が痛い。なぜかといえば、旅と称した「暇つぶし」をむさぼる人々が、ことのほかわれわれ日本人に多いような気がするからだ。プルーストのいう「新しい目」が視点や価値観の変化を意味するのなら、遠方に出向くことなく、見慣れた風景のなかでも“旅”は可能だ。気持ちのありよう次第で、人はいつでも旅人になれるのだ。珠玉のエッセイ『街角の煙草屋までの旅』で、吉行淳之介もそう綴っている。(130228第64回)…続きを読む
 
どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う。
小津安二郎
この格言のポイントは、三つの事柄について、ほどよい価値判断のバランスをとることで、人生を大過なくしのぐための知恵を表している点にあると思う。小津安二郎は映画監督であるから、自分の映画を芸術とみなし、その制作にあたり「自分に従う」のは、あまりにも当然のことである。そこでこの格言に若干の新味を付与するために、一つの問いかけをするのだ。それは、「三番目の言葉すなわち『芸術』の扱いについてどう考えるか・・・」という問いかけである。言い換えるなら、「芸術表現は、自分のみならず、流行や道徳に従った(従わない)表現もあっていいのか」という問いかけだ。芸術にはたしかに流行はあるかもしれないが、かといってそれに流される陳腐な表現などそもそも芸術ではないという意見。他方で、その時代の大衆の通…続きを読む
 
美しい女たちのことは想像力のない男たちに任せておけ
プルースト『失われた時を求めて』
文字通りの意味。誰が見ても美しい女性はつまらない、なぜなら、想像力を働かせる必要がないから、とプルーストは言っている。これは何事にも当てはまるのかもしれない。想像力こそ最上の愉しみであるのかも。(130222第62回)…続きを読む
 
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