日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

見て、見つめて、見みきわめる
熊田千佳慕
「今も現役だから、僕には老後がない」と言って、98歳まで現役で絵を描きつづけた細密画家の熊田千佳慕氏。 自ら〝ビンボーズ〟と名付けるほどその生活は困窮を極めていたそうだが、それでも描いた絵は一枚も売らず手元に残していたのだとか。千佳慕氏にとって仕上がった絵は、神と交わした会話の記録。この言葉も神から授かったものだ。 ないものはないというほど、物であふれかえる現代。 便利なものも多くなった。 あれがダメならこれ、これがダメならあっちはどうだと、次から次へと新たなものに変えてゆく。 物だけじゃない。 人も、価値も、情報も、さまざまなものが使い捨てになってしまった。 まるでこの世は、行き場をなくしたものたちの墓場のようではないか。 画家としてスタートを切ったときの千佳慕氏の手元…続きを読む
 
夢は逃げない。逃げるのは、いつも自分自身だ
石郷岡敬佳
 独学で絵を学んだ石郷岡敬佳は、抽象画で一躍人気画家となり、フランスの古城を手に入れアトリエにしたというツワモノである。夢を夢で終わらせなかった理由のひとつが、これなんだろう。彼の人生において、〝夢から逃げる〟ことは人生を諦めることでもあったのかもしれない。 そんなの夢でしょ。 夢みたいなことを言ってんじゃない。 などと、頭ごなしに夢を否定するのは、たいていは大人。 いや、今じゃ大人顔負けの悟りきった子供もいるようだから、そうとも言えないか。 一度でも夢を抱いた人間なら、おそらくわかるはずだろう。 夢を叶えられる人と叶えられない人の違いを。 松下幸之助も言っている。「成功するまで続けて成功」と。 夢に向かって歩き出すのも自分なら、歩みを止めるのも自分。 目的地の設定は、自…続きを読む
 
自分にできないことを、世の中に合わせたってどうしようもない。川に落ちて流されるのと同じことで、何にもならない
熊谷守一
 縁側でのんびりと日向ぼっこをする猫の絵といえば、97歳で大往生を遂げた孤高の画家、熊谷守一。仙人のような熊谷が残した言葉の断片である。 さらさらと流れるうららかな春の小川は、生きとし生けるものを育んでくれる。 その流れにそっていくのは、それほどむずかしくないだろう。 ところが、荒れ狂った川ほど恐ろしいものはない。 ごうごうと吼えはじめた川に近づこうものなら、足を掬われ、瞬く間に激流に飲み込まれてしまう。 情報が溢れかえる現代、自ら近寄らなくても向こうから押し寄せてくる。 そこをどうやってうまくくぐりぬけるかが問題。 どっしりと太い柱を立てて流されないようにしなければ。 ある若者が新聞の投稿欄に疑問をなげかけていた。「求められるような人間にはなれないし、なりたいとも思わな…続きを読む
 
われもひとも うそもまことも へだてなく てらしぬきける つきのさやけさ
貞心尼
 良寛の最晩年に付き添った貞心尼。良寛を師と仰ぎ、和歌を交わすようになってからの、彼女が良寛に贈った歌の一首である。 時代とはいえ、交換する言葉の手段の違いに、あらためて心の豊かさの違いを思う。 わたしもあなたも、嘘も真実も、すべてをわけへだてなく照らす月。 お天道様の太陽も同じ。  どんなことがあっても、空には太陽も月も星たちもいる。 朝も夜も、どこに行こうと、いつも付き添い見守ってくれている。 たとえ雲で隠れていても、ちゃんとそこにいてくれる。 陽の光は元気の素のエネルギーを与え、暗く沈んだときは月明かりでやさしく包んでくれる。 だいじょうぶ、だいじょうぶ。 ずっと見守っているから、安心して歩みなさい。 あなたの思うように、歩みなさい。 顔をあげて、足もとをみて。 空…続きを読む
 
男が家庭を持ちたいってのは、思いっきり阿呆になれる場所がほしいからだ
川端康成
『細雪』の著者、川端康成の言葉である。ノーベル文学賞まで受賞した川端にもこんな一面があったのだと、ちょっと安心した。 美しいものが何より好きだった川端は、美術品の蒐集家でも知られている。ギョロリとした眼は美を見抜くためのものだったのか、彼が蒐集した美術品のいくつかは後に国宝にもなっている。 今の社会で、ボーっとしていたら、たちまち置いてけぼりをくらう。 阿呆になろうもんなら、なおさらだ。 隙をついて、AIが自分のポジションに居座ってしまうかもしれないのだから。 全力で動いて、全力で休むことは子供だけの特権なのか。 いや、今では子供たちでさえ、ボーッとしたり休むことを許されてはいないような気がする。 人間は機械じゃない。 感情も意志もある、生き物だ。 生き物だから、ご飯も食…続きを読む
 
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