日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

古典を読んでわからなければ、自分をアホだと思いなさい。新著を読んでわからなければ、著者をアホだと思いなさい
高坂正堯
 ライフネット生命保険株式会社代表取締役、出口治明氏の大学時代の恩師、高坂正堯さんの言葉だそうだ。 希代の読書家と知られる出口さん。読んだ本の数は有に一万冊を超えるという。出口さんいわく、人間が学ぶ方法は3つ。人・本・旅から学ぶ。 「生きた人間に会って、その人の話を聞いて学ぶ。古今東西の本を読んで学ぶ。世界中のいろいろな場所を自分の足で歩いて学ぶ」 この3つの方法からしか人は学びようはないのではないか、と。 文章も人に伝わらなければただの文字の羅列。 読み手の感性や教養が加味されたとしても、相手に伝わってこその文章である。 話言葉だってそう。 言いたいことを伝えるためには、端的に、シンプルに。 書類も会議も、膨大な時間や労力、人材を使えばいいというものではない。 少ない人…続きを読む
 
世の中というのは、じつは一見邪魔だと思えるような存在が邪魔ではないという部分におもしろみがあるのではないだろうか
玄侑宗久
 何度お世話になったことだろう。禅僧で作家の玄侑宗久氏にふたたび登場していただくことにした。困ったときの玄侑さん。こむずかしい禅の話も世事のあれやこれやも、おもしろおかしく説いてくれる。肩の力の抜け具合が心地いい。 邪魔という文字を見て思いだした。 作家の故内海隆一郎氏の『欅の木』という作品。 退職を機に郊外に一軒家を購入した老夫婦が、事情あって庭に一本だけ残された欅の木を伐採しようとするのだが、はたしてその欅の木はほんとうに邪魔者なのかを問う話である。移り変わる季節を通して、主人公の心の変化にほっと胸をなで下ろした。 邪魔と思うのは人間さま。 意味があるからそこにある。 邪魔だなあと思うものも、なくなれば恋しくなるもの。 あるときには気づかないだけで。 嫌も嫌も好きのう…続きを読む
 
巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる
ベルナール・ド・シャルトル
 12世紀ルネサンスのフランス、プラトン研究の中心人物であったシャルトル派のベルナール・ド・シャルトルの言葉である。 過去の偉人や賢人たちが遺した文化的遺産、研究成果などを巨人にたとえ、その力を借りることの大きな意義を唱えている。 人は一人では生きていけない。 生まれるときや死ぬときが一人なのだとしても。 生きているときは、一人で生きている人は誰もいない。 食べ物も着る物も、身の回りにあるすべてのものは、誰かの手によって作られたもの。 そこには、何千、何百という人が関わっていることだろう。 さらに言えば、知恵を出し合った先人たちもいるにちがいない。 ああでもない、こうでもないと考えるとき、ふと、かつて聞いた話がよぎったり、本で知り得た情報が助けになることがある。 記憶力は…続きを読む
 
鉄が使用せずして錆び、水がくさり、また寒中に凍るように、才能も用いずしては損なわれる
レオナルド・ダヴィンチ
 人類史上、最も多才な人物といわれるレオナルド・ダヴィンチ。その才能を列挙してみると、絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、地史学、解剖学、植物学など、人間業とは思えない。すべてに通じる緻密な作業は、まさに神の仕業。 人間がもちうる才能を極限まで引き出そうとした彼らしい言葉である。 才能と言ってしまうからややこしい。「そんな特別なものなんて、もってないよ」と返ってきそうだ。 特別なものだけを才能というのではないのだけれど・・・。 才能だけではない。 人間、まるごと使わなければ錆びてしまうし、放置すればくさってしまう。 頭も体もすべてまるごと。 もともと動く機能があるのに、便利なものに頼りきってしまうから、動くものも動かなくなる。 料理人は包丁を研ぐだろうし、大工…続きを読む
 
人生、楽しまなくちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。脚を伸ばして、のんびりするのさ
『日の名残り』より
 ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の『日の名残り』から抜粋した。 品格ある作風や、受賞理由の「感情に強く訴える小説」というのはそのままイシグロ氏の人となりを表しているのだろう。彼の作品を読んだ後は深い感動につつまれる。まるで、森の中で月明かりに照らされた湖畔を眺めているような、静かな感動が押し寄せてくるのだ。 人は夕日に魅せられる。 そしてなぜか、もの哀しさを覚える。 一日の終わりが、もうそこまで来ているのを名残惜しんでいるのだろうか。 夕焼けに染まった西の空が、家路を急ぐ足をひきとめる。 その瞬間、「美しい・・・」とつぶやく人は方々にいるにちがいない。 美しさには、どこか儚い哀しさがある。 夕景を見て、哀しみを覚えるのは、そのせいか。 美しい夕景を前にして、良…続きを読む
 
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