日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

可もなく不可もなし
うーにゃん先生
 この言葉は古くからあり、特にうーにゃん先生が言ったわけではない。香りのコーディネーター・新井幸江さんが新たに立ち上げた「気和心」ショップサイトで始まった「うーにゃん先生流マインドフルネス」http://happydragon.shop/で語られていたのを拝借したため、一応うーにゃん先生の言葉とした。 この言葉、間違われて使われるケースが多い。「良くも悪くもない=平均点くらいだ、面白みがない」と。 余談だが、四書五経のひとつ「中庸」も、「どっちつかず」「特色がない」といった意味で使われることがある。ある直木賞作家が「唯我独尊」を「自分勝手」という意味で使っているのを読んだときは心底驚いた。 さて、この「可もなく不可もなし」は、うーにゃん先生も語っているように、人の心は「1…続きを読む
 
汲み出す一升より漏る一滴
岩崎弥太郎
 三菱財閥の創業者、初代総帥の岩崎弥太郎の言である。 海運事業を興し、巨万の富を得た弥太郎も、そこに至るまでには数々の辛苦を嘗めている。これは、そんな中で得た教訓として弥太郎自ら肝に銘じていたことなのだろう。渡部昇一氏の『人生を創る言葉』より抜粋した。 従業員の1人が大金を持ち逃げしたことを告げに来た支配人に、弥太郎はこう言ったのだという。「樽の上からすくって飲むやつは、たとえ一升飲まれても、三升飲まれても大したことはない。怖いのは、樽の底から一滴でも漏ることだ。そいつをよく注意してください」と。 これは何も、身近にいる卑怯者を暴き出そうというのではない。 蓄えについての教訓である。 大金を使うことに躊躇するよりも、締まりのない日々の散財を何とかしなさいと、言っているのだ…続きを読む
 
運動だけでなく、「思考」にも体力があり、それを鍛えなければ物事を考える力が生まれない
西成活裕
「万物は渋滞する」という持論を元に、「急がば回れ」を科学的に証明した「渋滞学」を確立、提唱した東京大学大学院工学系研究科教授の西成活裕氏の言葉である。 西成氏は、交通、通信機関をはじめ、人間の身体、会社組織、政治、経済など、世の中のすべてのものには「流れ」があり、流れがあるところには必ず澱みや詰まりがあるとし、その滞りの原因を解明、解消しようと日々研究に勤しんでいるという。 人間は、放っておくと楽な方へいこうとする性質がある。 肉体をみれば一目瞭然。 筋肉は使わなければ衰えるし、思考しなくなると脳は衰えていく。  筋肉を鍛えるように、脳も普段から鍛えておかないと、いざというときに機能しなくなってしまう。 どちらも快適に機能させるには、肉体の運動に加え、物事をよく観察し、思…続きを読む
 
明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
親鸞
 浄土真宗の開祖、親鸞聖人がまだ若松麿だったころ。その幼名を捨て、9歳で得度したときに詠んだ歌である。 幼くして父母を亡くした若松麿が出家を願い出、剃髪しようとしたそのとき、いたいけな姿を見守る周囲の一人が「時間も遅いし明日にしてはどうか」という言葉に対する返答だった。「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」 明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれない。「人の心はいつ変わるとも知れず、せっかくの決意も一夜で霧消してしまうかもしれません。どうぞ情けはお捨てになって、髪を剃ってください」 幼き若松麿の心の声が聞こえてきそうだ。 9歳とは思えない覚悟である。「明日でいい」と思っていたら、機を逃してしまったということはよくあること。 …続きを読む
 
春の一番いいところは、春が来ることだ
『ぼのぼの』より
 いがらしみきおの漫画、ラッコが主人公の『ぼのぼの』は以前にも紹介したことがある。 なんてことない会話ひとつとっても、ぼのぼのの言葉はあまりに真理をつきすぎていて、思わずうなってしまう。「春の一番いいところは、春がくること」 これぞまさしく禅の境地ではないか。 色眼鏡で見ることなく、ありのままの姿をありのまま受け入れる。 禅語にもある。 「柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく)」と。 この大自然、大宇宙は、人間の計らいごとなど頓着しない。 損得勘定も一切の煩悩もなく表れた自然の風景こそ、真実であると。 イタリア文学者の須賀敦子は、あらゆる世代はそれぞれの時代を愛すべだきと言った。 この世はすべて生々流転。 めぐる季節は、人の一生と同じ。 その季節、季節を愛でることで人生は…続きを読む
 
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