日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

私は私より偉くもないが、また私よりつまらぬ人間でもないのです
高神覚昇
 仏教学者の高神覚昇氏の著書『般若心経講義』から抜粋した。この著書は講義録というだけあって読みやすく、難解な般若心経も、なるほどそういうことかと腑に落ちる。一読あれ。  ロングフェローの「建築士」という詩にはこう書いてある。 「世の中に、無用のものや、卑しいものは、一つもない。 すべてのものは、適所におかれたならば、最上のものとなり、 ほとんど無用のごとく見えるものでも、他のものに力を与えるとともに、その支えともなる」と。  朝焼けや夕焼けの空も、きらきらときらめく木漏れ日も、自然が見せる美しい風景は、すべて塵のしわざだという。  塵や埃にも役割がある。 しかも、こんなに素晴らしい役割が。 美しい自然をあるがままに映しだすのは、塵や埃があってのこと。 しかし、塵や埃は、た…続きを読む
 
心を入れ替えるとは、心の変化により、いままで眠っていた遺伝子が活性化することである
村上和雄
 本欄でたびたび登場している分子生物学者の村上和雄氏の言葉である。 人間を深く掘り下げていくと、自然科学の領域に踏み込こんだ遺伝子レベルまで行かざるをえない。 だからだろうか、村上氏の言葉はリアリティがあって確信がもてる。「心の変化によって、眠っていた遺伝子が活性化する」とは、新しい遺伝子が目覚めることであり、それまで活発だった遺伝子が影を潜めることに他ならない。 子供の頃はおとなしくて目立たなかった子が、大人になって有名になったということはよくあるし、その逆もしかりである。 村上氏いわく、「ある環境に巡り合うと、それまで眠っていた遺伝子が『待ってました』と活発にはたらき出すことがあり、そういうとき人は変わることができる」そうで、「新しいものにふれることは、OFFになって…続きを読む
 
いかほどの苦しみにても、一日と思えば堪え易し。楽しみもまた一日と思えば、ふけることあるまじ
道鏡慧端
 正受老人の名で知られる道鏡慧端(どうきょうえたん)の「一日暮らし」の中の一文。 信州松代藩主真田信之の庶子である道鏡は、臨済宗の禅僧であり、白隠慧鶴を悟りへと導いた人物でもある。「いかほどの苦しみにても、一日と思えば堪え易し。 楽しみもまた一日と思えば、ふけることもあるまじ。 親に孝行せぬも、長いと思う故なり。 一日一日と思えば、理屈はあるまじ。 一日一日とつもれば、百年も千年もつとめ易し。 一生と思うから大そうになり。 一生は長いことと思えども、後のことやら、知る人あるまじ。 死を限りと思えば、一生にはたされ易し。 一大事と申すは、今日、只今の心なり。 それをおろそかにして、翌日あることなし。……」 これ以上、何も言うことはあるまい。 この春場所で、白鵬を破って念願の…続きを読む
 
仏神は貴し、仏神をたのまず
宮本武蔵
 決戦前に神社に立ち寄り、勝利を祈ろうとした武蔵が自戒を込めて書き残した言葉がこれだ。「神頼みをしようとする己の弱さこそが敵ではないか」と。 神社に行き、賽銭箱にお金を入れて願い事を唱える。「宝くじが当たりますように」「どうか、願いが叶いますように」など、一度や二度ならず、誰もがやっていることだろう。「神さま、なんとかしてください」と。「困ったときの神頼み」ほど、神様が困り果てることはない。「おい、おい、勝手なことばかり言って甘えるんじゃない。わしはドラえもんじゃないぞ」 なんてことを思っているかどうかはわからないが、神様や仏様は万屋ではないことは確かである。 神や仏に畏敬の念は払っても、決して依存はしない。「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」 大い…続きを読む
 
無事なとき、ひまな人には、心のゆとりは生じようがない
外山滋比古
 お茶の水女子大学名誉教授であり文学士の外山滋比古氏の言葉である。  外山氏は評論家、エッセイストとしても高名で、著書『思考の整理学』は大学生のバイブルとも言われているそうだ。東大などの書店では毎年上位に入っているという。 一見、この言葉は間違いではないかと思ってしまう。  無事なときや、ひまな人だから心にゆとりや余裕があるのではないかと。  しかし、外山氏はこう断じる。 「心のゆとりは“ある”ものではなく“つくる”ものであり、“発見する”ものである」と。 時間があるから明日でいいや、といって、結局何もやらない。  仕事一筋でやってきたから定年後は趣味もなくて時間を持て余している。  ということを、他人事だと笑っていられない人は多いだろう。 忙しい時の、ちょっとした贅沢は…続きを読む
 
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