日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

母国語の語彙は思考であり情緒なのである
藤原正彦
 作家、新田次郎と藤原ていを両親にもつ数学者の藤原正彦。著書『国家の品格』では、現代の日本人に必要なのは情緒と国語力、そして武士道精神であると提言している。中でも藤原氏が最も危惧しているのが国語力なのだろう。この言葉は、著書『祖国とは国語』から抜粋した。 熊本地震の被災地を見舞われた天皇、皇后両陛下のお姿を、新聞やテレビなどで目にした人は多いだろう。 先の東日本大震災のときも、両陛下はすぐさま被災地を見舞われた。幾たび、そのような光景を目にしてきたことか。 日本国民のために日々祈りを捧げているお二人のお姿を想像してほしい。「お体はだいじょうぶでしたか」「大変でしたね」「おつらかったでしょうね」 両陛下は床に膝をつきながら被災者の方々にお言葉をかけられた。 そして、災害対応…続きを読む
 
種から初めに出るのは「芽」ではなく「根」だ
木村秋則
 以前にも紹介した「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則氏の言葉である。 自然を相手に仕事をする人は、無意識のうちにこの世の真理を掴んでいるのだろう。 インフラが整った現代は、土の上を素足で歩くことはもちろん、都会にいると土の地面にお目にかかることも少なくなった。 ますます地球から遠ざかっているような気がするのは気のせいだろうか。 種をまくと地面からひょっこりと小さな双葉が顔を出す。 そんな光景を見たことがある人は多いはず。 小学校の夏休み、アサガオの種を植えて観察日記を付けた記憶も思い出される。 だからだろうか、種が育って一番最初に出すのは「芽」だと思っていた。 しかし、木村さんいわく、すべての植物の種は、最初に「根」を出すのだそうだ。「自然界の作物は、本来、根が充実しないか…続きを読む
 
希望はもっぱら人をたぶらかすものだが、それでも、人生の終着点まで楽しい道を通ってわれわれを行き着かせることにおいて少なくとも役に立つ
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
 ずいぶん前にも一度、ロシュフコーの言葉を紹介した。 世の多くの格言や名言が性善説からによるものであるのに対し、ロシュフコーのそれは性悪説からの言葉であるため、激辛なものが多い。 その中でも、比較的甘めな言葉を選んだつもりである。 希望をもてばもつほど期待はふくらむ。 針でさされて徐々にしぼんでいく程度ならまだしも、ふくらみすぎてパンッと割れてしまうとショックが大きい。 ロシュフコーの言うとおり、希望は人をたぶらかすのだ。 しかし、あらかじめ、たぶらかされることを知ってさえいれば、それほど傷つくこともあるまい。 夢を描いたり、希望に胸をふくらませている間はわくわくするし、意欲も増しているから、チャレンジ精神も旺盛で成長できる。 成長した先に待っている新たな地平は未知なる世…続きを読む
 
人生において万巻の書を読むより、優れた人物に一人でも多く会う方がどれだけ勉強になることであろうか
小泉信三
 経済学者であり教育者であった小泉信三が、天皇陛下の教育係を務めていたことは有名である。 教育者の言葉だからこそ重みがある。 本離れとも活字離れともいわれる昨今、ちらほらと電車の中でも読書風景が見られるようになった。芥川賞を受賞した又吉直樹の「又吉効果」とでもいうのだろうか。 とはいえ、右も左も前も後ろもスマホ中毒者(?)ばかりでは、本を開いて読書をする人が際だって美しくみえてくるのも当然かもしれない。 かすかに聞こえる、ぱらぱらとめくる紙擦れの音さえ耳にここちいい。思わず、どんな本を読んでいるのだろうと覗き込みそうになってしまう。  電子書籍を読んでいる人もいるのかもしれないが、やっぱり紙の手触りや香りを感じながら一枚一枚めくって最後に本を閉じるあの瞬間の、なんともいえ…続きを読む
 
失敗から魂の形が浮かんでくる
神田昌典
 経営コンサルタントであり、ダイレクトマーケティングの第一人者とされている神田昌典氏の言葉である。 数々のビジネス書も出版しており、主催するセミナーには経営者や若者が殺到しているという。 昨今の流行りといえば流行りではあるが、大病や数々の苦難を克服してきた経緯から生まれた実践的な言葉には説得力がある。 いわゆる「失敗から学ぶ」ということにちがいないが、あえてこの言葉を選んだのは、失敗することで自分の魂が浮かび上がってくるという発想に惹かれたからだ。「失敗は成功のもと」とも言うだけあって、失敗後の切り替えと学び方によって、その後の魂の姿は変わってくるのだろう。 いや、それが元々の魂の姿なのかもしれない。 どれだけ強靱な魂なのかが試される瞬間でもある。 そして、「強靱」の判を…続きを読む
 
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