多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

「無償の愛」の力
2012.12.28
 子どもの頃から本が好きだった。ということは、たびたびこのブログでも書いた。 そんな本好きが、最も愛する一作といえば、ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』。これは長年、不動の位置である。 小学生の頃に『ああ無情』を読んで感銘を受け、中学生の頃にダイジェスト版を買って何度も読み、そして社会人になってから完全版を読んだ。無償の愛とはどういうものか、富める者と貧しき者が交差する社会の不条理とは、人は何を怖れて何を希求するのか、そして、どう生きるべきかなど、形容できないほど多くのことを学んだ気がする。のみならず、法に…続きを読む
 
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人
2012.12.24
 『Japanist』に連載中の「偉大な日本人列伝」で、山岡鉄舟について書いた。 田口佳史先生のご講義でもたびたび取り上げられているので、その激烈な人物像はある程度理解していたつもりだったが、原稿のために資料を読み込んでいるうち、あらためてその偉大さに感銘を受けた。 浅利又七郎、徳川慶喜、西郷隆盛、清水次郎長、滴水和尚、明治天皇……。山岡鉄舟がその生涯に深く交わった人物を思いつくままに並べたが、これだけで鉄舟の懐の深さ、人物の大きさがわかる。慶喜や明治天皇にも臆せず諫言し、俠客・次郎長を手玉に取るなど、だれに対…続きを読む
 
感性とはこういうものをいう
2012.12.20
 『Japanist』に「町工場からのメッセージ」と題して、菅野敬一氏のインタビュー記事を連載しているが、その菅野さん、世界のあちこちで注目を浴びている。以前から、世界の目利きを魅了していたが、ここにきてさらに顕著になってきた。厚く交誼を結んでいる者として、また日本人同胞として、ただただ嬉しい限りだ。 私も菅野さんの作品を愛する一人だが、何に惹かれているのか、しばしば考えることがある。なぜなんだろう、と。 と思っていたら、先日の取材で明らかになった。それは、かつて菅野さんが師事していた渓流釣りの師匠の言葉にヒン…続きを読む
 
新しい日本をつくる選択
2012.12.16
 今日12月16日、衆院総選挙の投開票が行われる。大勢が判明するのは明日の未明頃か。 今回の選挙が、これからの日本の方向を決定づける重要な選挙であることは論を待たないだろう。国内外に山積する課題に対してどう対処するのか。すべてパーフェクトな答えなどあるはずもないが、少なくとも理想の答えに少しでも近づけようとしなければいけないのは当然のこと。今までは政治家も国民も重要課題を先送りし、目先のバラマキ配分にしか関心がいかなかったが、今回はそうもいくまい。 来年の干支は癸巳(みずのと・み)。「癸」は基準やものさしなど、…続きを読む
 
道徳と経済が結びつく時代
2012.12.12
 総人口5万人を切る過疎のまち、島根県益田市に、素晴らしい自動車教習所がある。名実ともに日本一。その名は、Mランド(益田ドライビングスクール=MDSの名でも通っている)。 先日、創業者・小河二郎氏を取材するため、同所を訪れた。 なんと、年間約6000人の卒業生を出し(全国平均は1000人前後)、四輪車部門ではここ数年、全国一の座を維持している。85パーセントが県外からの入所者で、沖縄や北海道からもMランドを目指してやってくるという。経営不振を人口減少など、社会的な要因にしている経営者が聞いたら驚くとともに、いっ…続きを読む
 
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