日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く、無心の者は自ら近きなり
菜根譚
 菜根譚、後集35条に、「禅宗に曰く、『饑え来たりて飯を喫し、倦み来たりて眠る』。詩旨に曰く、『眼前の景致、口頭の後』。蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く、無心の者は自ら近きなり」とある。 禅の極意は「腹がへったら飯を食い、疲れたら眠る」。詩作の心得は「眼前の眺めを日常のことばで述べよ」。 つまり、最も高度なものは最も平凡なものに宿り、最もむずかしいものは最も平易なものから生まれる。同じように、技巧を凝らせば凝らすほど真実から遠ざかり、無心であればあるほど真実に近づく。 言うまでもない。 「あるがまま」とはこのことである。 理屈ではなく、心と体は何を感じているのか。 ただその声に耳を傾けるだけでいい。(151030第133回)…続きを読む
 
自然のいちばん繊細な手仕事は、小さなもののなかに見られます
レイチェル・カールソン
 環境問題の告発本『沈黙の春』で知られるレイチェル・カールソンが、最期の手記『センス・オブ・ワンダー』で、自然へのまなざしをこう書き残している。 色を変え、姿を変える木々のまとう葉や、飛び交う鳥や草かげにひそむ虫たち、道ばたで人知れず咲く草花、あるいは、風の声、小川のせせらぎ、雨あがりのみずたまり……。 いつもの見慣れた景色でも、思わず魅せられてしまう瞬間はあるだろう。 自然の力とは、たとえ忘れてしまっていたとしても、自然同志が互いに呼び合う力なのではないか。 幼い子供の感受性が大人以上に優れているのは、まだ自然のありようのままだからにちがいない。 小さいからこそ、小さなものや小さな変化に敏感なのだ。 大きく見えるこの世界は、小さなものの集まりでできているのだから、ささや…続きを読む
 
後ろ向きで後ずさる。そうすれば、ぼちぼちでも前進できる
福島智
 9歳で失明、18歳で聴力をも失った東京大学教授、福島智氏の言葉である。 著書『ぼくの命は言葉とともにある』から抜粋した。 彼は、自分の姿を見た人が「勇気をもらった」とか「すごいですね」と言ってくれることをありがたいとは思いつつ、それは買いかぶりだとも言い切る。 突然襲った「盲ろう」という極限状態を受け入れ、その中で闘うしかなく、そうなっていなければ自分はごくごく平凡な人間であっただろうと。 障害があろうがなかろうが、何かの壁にぶつかるのはみんな同じ。前向きになれるときも、そうでないときもある。 後ろ向きだっていいじゃないか。 無理矢理、前を向いて歩けなくなるより、後ろ向きでもやるべきことをやってそろりそろりと後ずさっていれば、結果的に少しずつ前進しているし、途中で回れ右…続きを読む
 
神様は、人の役に立とうとしている人を応援してくれます
大山泰裕
 障害者雇用で有名な日本理化学工業会長、大山泰裕氏の言葉である。 日本理化学工業は今ではチョーク業界ナンバーワンのシェアを誇っているが、そこに至るまでの道程は紆余曲折だったという。マーカーの普及に伴い、チョークの需要が少なくなったとき、障害者たちの居場所も危ぶまれたが、彼らに救いの手が差し伸べられた。それも、「人の役に立ちたい」という障害者たちの声と、「彼らを幸せにしたい」という周りの声、「この会社を支えたい」という協力者の声が神に届いたのかもしれない。「人間の究極の幸せは、人に愛され、人に褒められ、人の役に立ち、人から必要とされることです」 大山会長は、住職からこう聞かされたとき、障害者たちの心に触れたという。 人の役に立てば褒められ、必要とされて、いつしか愛されるのだ…続きを読む
 
人はなりたい姿になれるわけではなく、なるべき姿になるのだ
 サマセット・モームの『月と六ペンス』から抜粋。 「じゃあ、なりたい姿になれないなら、夢や希望もあったもんじゃないだろう」と反論が聞こえてきそうだが、そうではない。 よーく考えてみてほしい。 今現在の自分がどういう姿であるかを。 何も目に見える姿形だけのことを言っているのではない。 自分が置かれている環境や状況、技術や知識を含めた能力、財産など、手にしているものすべてがこれまでの成果、なるべくしてなった姿である。 「なるべき姿」とは、今という時間の積み重ねが生み出した姿であるなら、何を感じ、何を考え、どんなことをして一日を過ごしているかが重要だということ。 「なるべき姿」が「なりたい姿」になるよう日々心がけたい。(151016第129回)…続きを読む
 
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