日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

本当の旅の発見は新しい風景をみることではなく、新しい目をもつことにある。
マルセル・プルースト
そこが地の果てだろうが世界遺産だろうが、帰路につくあなたの顔に、あなたの知らない別のあなたの眼光が宿らないのならば、それは旅ではなく暇つぶしに過ぎない。プルーストがそこまでいっているわけではもちろんないのだが、そう拡大解釈したくなるほどに、プルーストの言葉はまったく正しい。そして耳が痛い。なぜかといえば、旅と称した「暇つぶし」をむさぼる人々が、ことのほかわれわれ日本人に多いような気がするからだ。プルーストのいう「新しい目」が視点や価値観の変化を意味するのなら、遠方に出向くことなく、見慣れた風景のなかでも“旅”は可能だ。気持ちのありよう次第で、人はいつでも旅人になれるのだ。珠玉のエッセイ『街角の煙草屋までの旅』で、吉行淳之介もそう綴っている。(130228第64回)…続きを読む
 
どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う。
小津安二郎
この格言のポイントは、三つの事柄について、ほどよい価値判断のバランスをとることで、人生を大過なくしのぐための知恵を表している点にあると思う。小津安二郎は映画監督であるから、自分の映画を芸術とみなし、その制作にあたり「自分に従う」のは、あまりにも当然のことである。そこでこの格言に若干の新味を付与するために、一つの問いかけをするのだ。それは、「三番目の言葉すなわち『芸術』の扱いについてどう考えるか・・・」という問いかけである。言い換えるなら、「芸術表現は、自分のみならず、流行や道徳に従った(従わない)表現もあっていいのか」という問いかけだ。芸術にはたしかに流行はあるかもしれないが、かといってそれに流される陳腐な表現などそもそも芸術ではないという意見。他方で、その時代の大衆の通…続きを読む
 
美しい女たちのことは想像力のない男たちに任せておけ
プルースト『失われた時を求めて』
文字通りの意味。誰が見ても美しい女性はつまらない、なぜなら、想像力を働かせる必要がないから、とプルーストは言っている。これは何事にも当てはまるのかもしれない。想像力こそ最上の愉しみであるのかも。(130222第62回)…続きを読む
 
完全無欠な武勇とは、人前ならやって見せられるであろうことを、誰も見ていないところですることである
ラ・ロシュフコー
「武勇」を「勇気」と置き換えれば、万人に当てはまる。他人の評価にいっさい頓着することなく、自分がなすべきことを極限までする。それが、自分を生かし切るということだろう。東洋思想の「慎独」とも通底する。たった一人のときの行動がいかに大切か、東西の賢者が言及している。(130222第61回)…続きを読む
 
チャンスは貯蓄できない
樋口廣太郎
樋口廣太郎といえば「スーパードライ」。アサヒビール中興の祖である。チャンスは誰にでもある。それを活かすかどうかでその人の人生が決まる。わかっちゃいるけど実行できない。だから、わかったら実行するのみ。(130222第60回)…続きを読む
 
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