日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言集・名言集】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用するメッセージがこめられています。

それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした彼らの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。この格言集は、古今東西の格言・名言をご紹介する不定期コラム。

みなさんの“心の栄養”として、時折ご覧いただければ幸いです。

 

Kakugen

真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。

田中 正造

日本最初の公害と言われているのが、明治時代に起きた「足尾鉱毒事件」である。
日光市の足尾銅山で行う採掘作業に伴って、周辺の山や川が荒れ、鉱毒を含んだ水に魚は死に、川が氾濫すれば農作物が全滅するという被害が多発する。

これに対する抗議運動を展開したのが、下流にあたる佐野市出身の代議士・田中正造。

国策であるとの理由からその訴えは退けられ続けたが、最後には明治天皇への直訴という強行手段にまで及び、住民の窮状を訴えた。

 

冒頭の正造の言葉には、今もってなお、重い響きが感じられるのではないだろうか。

震災によって自然と文明の関係、そして人の命の重さを痛感した私たちが、いまいちど反芻し、噛みしめたい言葉だ。

(120815第43回)

 

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