日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

身を使う中にも心根あるべし。身を強く動かす時は足踏みを窃むべし。足を強く踏む時は身をば静かに持つべし。これ、筆に見え難し。相対しての口伝なり
世阿弥
『風姿花伝』から、世阿弥の教えのひとつを紹介しよう。以前も別の教えを紹介したことがある。 これは第七章、別紙口伝の中のひとつで、鬼人を演じるときの心得を説いている。 つまり、怒れるときこそ、やわらかな心を忘れてはならないということを具体的に説明しているのだ。 現代語訳にすると、「体を激しく動かす際も
 
世の中は、今日よりほかはなかりけり 昨日は過ぎつ 明日は知られず
古歌
 だれが歌ったか、古の歌だそうだ。禅や仏教に精通する人は、一度は耳にしたことがあるはず。禅語にある「即今」とも通じる。 生きるとはなにか。 生命とはなんなのか。 謎解きのように、今も昔も語られる「生きることの意味」も、昨今は「いま・ここ」がそうなんだと、わかるようなわからないような具合で諭されるよう
 
一粒の砂に世界を見、一輪の野の花に天を見る。
ウィリアム・ブレイク
 イギリスのロマンティシズムを代表する詩人といえば、ウィリアム・ブレイク。有名な詩『無垢の予兆』の冒頭がこれだ。画家でもあった彼の挿絵つきの詩は、よりいっそうブレイクの世界観を表す。その世界観は禅的であり、禅の大家、鈴木大拙も著書『禅』の中で引用している。 ブレイクは、小さなものの中に広がる大きな世
 
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
松浦静山
 肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉。正確に言えば、47歳で家督を息子に譲った後、松浦静山の名で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節である。 東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、野村克也氏の座右の銘として話題になった。 勝負は時の運とはいうものの、ひとつだけはっきり言えることがある。 偶然に勝つ
 
もし互いに注ぐ愛情が等量でありえないのなら、愛情量が多い方に私はなりたい
W・H・オーデン
 アメリカに帰化したイギリスの詩人、W・H・オーデンの詩の一節である。村上春樹が翻訳した『恋しくて』の中の短篇「愛し合う二人に代わって」に出てくる。社会問題を扱い、「30年代詩人」としてブームを巻き起こしたオーデンの熱は、戦後日本の文学青年たちにも飛び火した。 愛情はときに偏り、独りよがりに歩き出し
 
人間が平等であるなんて幻想である。平等なんて気持ち悪い。退屈である
佐野洋子
 ヨーコさんの登場である。辛口なトークが小気味よく、絵本はもとより、彼女のエッセイファンは多い。辛辣な言葉の中にも愛を感じさせるのは、彼女自身が愛の塊だからか…。そんなことを言ったら、あの世から石を投げつけられそうで恐ろしい。それでもやっぱり、彼女の描く絵や文章は、生死を超えた神の愛に満ちあふれてい
 
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