日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ
石川啄木
 明治の歌人、石川啄木の『一握の砂』より抜粋した。啄木については今さら説明するまでもない。あまりにも有名な歌集ゆえ、知っている人も多いだろう。 この歌を目にしたときは大きく頷いてしまった。 誰でも一度や二度、啄木のような気持ちになったことはあるのではないか。 ましてや、当時と違って今は情報過多の時代
 
わが上の 九十年を流れたる 月日痕跡(あと)なき ことのやさしさ
齋藤史
 陸軍軍人で歌人だった齋藤瀏の娘で、同じく歌人の齋藤史の歌である。二・二六事件で反乱軍を援助したとして禁固5年の刑に服した父の背を見つめながら、激動の時代を生き抜いた齋藤史。我が身の運命とまっすぐに対峙し、その心情を歌に綴った。 年を追うごとに時間の巡りは早くなる。 まるで、時に急かされているかのよ
 
この世には幸福もあり不幸もあり、ただ在るものは、一つの状態と他の状態との比較にすぎないということ
『モンテ・クリスト伯』より
 たびたび取り上げているアレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』より抜粋。またかと思うだろうが、ネタが尽きているわけではないのでご安心を。 この一節は、物語の最後の最後。モンテ・クリスト伯ならぬエドモン・ダンテスがその激烈な体験を通して得た感懐。その後につづく「待て、しかし希望せよ!」という言
 
あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。どういう人間として、どんな人生を送りたいのか。それは一時的な気の迷いなのか。それともやむにやまれぬ本能の訴えなのか。耳を澄まして自分の声を聞くことです
『水曜の朝、午前三時』より
 蓮見圭一の小説『水曜の朝、午前三時』より抜粋。このタイトルに見覚えのある、いや、聞き覚えのある人は多いだろう。そう、1960年代を代表するミュージシャン、サイモン&ガーファンクルのデビューアルバムのタイトルと同じ。といっても、歌詞とこの物語の内容に接点はほとんど見当たらない。しかし、よくよく読み進
 
生きることと引き替えに、現代人は、際限もないうるささに耐えている
『マチネの終わりに』より
 ギタリストとジャーナリストの甘く切ないラブロマンスを描いた平野啓一郎の『マチネの終わりに』より抜粋。 知的な言葉の連なりに、アコースティックギターの硬質で艶のある音色が絡み合いながら物語は進む。互いに思い合う2人を運命は無常にも引き離そうと、それぞれの時間をシンコペイトしてゆく。 再読しても、読み
 
何もかも自然に逆らわないようにしたときに、おのずからなる人生道路があるように思います
立花大亀
 大徳寺塔頭徳禅寺長老、立花大亀老師の言葉である。以前にも紹介したが、「あんたのおかげで物ばかりのいやな日本になってしまった。なんとかしてくれ」と松下幸之助に苦言を呈したことで、あの松下政経塾ができたことはご存じだろうか。 なぜ人は自然に逆らおうとするのだろう。 人間も自然の一部と知りながら…。 人
 
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