日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言集・名言集】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用するメッセージがこめられています。

それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした彼らの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。この格言集は、古今東西の格言・名言をご紹介する不定期コラム。

みなさんの“心の栄養”として、時折ご覧いただければ幸いです。

 

Kakugen

苦しかったぶん、うれしいですね
稀勢の里
 先日の千秋楽の優勝決定戦。日本中が歓喜に湧いた。ケガを押して試合に挑んだ稀勢の里の逆転勝利。表彰式で君が代を聞きながら涙を流す姿に胸を打たれ、涙が滲んだ者も多かっただろう。 稀勢の里は優勝が決まったあとも、さらに練習をしたいのだと言った。恐れ入った。最初から優勝は決まっていたのかもしれない。この意気込みと強靱な精神力の前には、だれも太刀打ちできないだろう。 神々しいまでの男泣きの姿。 その涙の理由。 優勝インタビューで語ったこの言葉がすべてだと思う。 苦しかったのだ。 ほんとうに。  いつ報われるともしれない過酷な練習をやり続ける毎日。 稀勢の里を優勝へ導いた影の立役者でもある弟弟子の髙安は、あまりの厳しい練習に耐えきれず4度も脱走を図ったというが、その厳しさは察するに…続きを読む
 
森の中で道が二つに分かれていた。そして私は人があまり通っていない道を選んだ。そのためにどんなに大きな違いができたことか
ロバート・フロスト
 アメリカの詩人、ロバート・フロストの『The road not taken(歩む者のいない道)』という詩の中の一節。 始まりはこうだ。─ 黄色い森の中の道が二つに分かれていた   残念だが両方の道を進むわけにはいかない  一人で旅する私は、長い間そこにたたずみ  一方の道の先を見透かそうとした  その先は折れ、草むらの中に消えている……  同じように見えた二つの道。 フロストは草が生い茂る道を選んだ。 その道は誰かが通るのを待っていたからと。 そして最後にこう締めくくる。… いま深いためいきとともに私はこれを告げる  ずっとずっと昔  森の中で道が二つに分かれていた  そして私は・・・  そして私は人があまり通っていない道を選んだ  そのためにどんなに大きな違いができた…続きを読む
 
学ぶほど、練習するほど、自分には運が向いてきた
ゲイリー・プレーヤー
 南アフリカ・ヨハネスブルグ出身のプロゴルファー、ゲイリー・プレーヤーの言葉である。 御年81歳の今も現役で活躍する彼は、昨年4月に行われたマスターズ前日の「パー3コンテスト」で、ホールインワンを記録して会場を沸かせたという。 運を良くするための秘訣は何か。「それはな、徳を積むことや」 松下幸之助翁は言った。 徳を積むとは、人のために尽くすことなのだと。 そしてまた、自身の経営をこう振り返った。「成功は運がよかったから。失敗は自分に力がなかったから。そう考えて経営をやってきた」 そう。 幸之助翁ははっきりと言っているのだ。 失敗は自分の力不足であって運の悪さではないと。 人のためと思うなら、まずは自分に力をつけること。 それができてはじめて、人を喜ばせることができる。 人…続きを読む
 
無明を押さえさえすれば、やっていることが面白くなってくると言うことができるのです
小林秀雄
 本欄に何度も登場している小林秀雄。彼と数学者の岡潔氏の対談集である『人間の建設』から抜粋した。 日本が誇る天才数学者と近代批評の確立者がそれぞれの知性をぶつけ合い、「人間とは」を追求する。 無明とはなにか。 ある人は無知といい、ある人は自我という。 小我であったり、本能の元でもあるのだそうだ。 要するに、自分勝手に解釈し、それによって行動する、色眼鏡をつけた智恵というのだろうか。 物の本には「正しくない知恵」とか「誤った知恵」とあったが・・・。 禅僧で作家の玄侑宗久氏に言わせると、「だれにもよくわからないから無明なのだ」そうだ。 なるほど、それもそうか。 その無明。 かなしいかな、放っておくと勝手きままに歩きはじめてしまう。 あっちにふらふら、こっちにふらふら。 良寛は…続きを読む
 
今日という日は、残りの人生の最初の日である
チャールズ・デードリッヒ
 映画「アメリカン・ビューティー」のセリフにも引用され、1960年代のアメリカで流行した「Today is the first day of the rest of your life 」という格言。  薬物中毒患者救済機関の施設“シナノン”の設立者であるチャールズ・ディードリッヒの言葉だ。 昨日のつづきの今日という日。  毎日が、これからもずっとあたりまえにつづくと思っていたあのころは、明日につづく今日だった。  しかし、今日が明日へと必ずつづくとは思わない今、今日の重みをひしひしと感じる。「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」という、ガンジーの言葉が身にしみる。  平穏無事にすごしているときは、死を意識することはほとんどない。  身近に死を感じ…続きを読む
 
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