日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

動物は走り方を変えることはできないし、鳥も飛び方を変えることはできない。しかし、人は生き方を変えることができる
日野原重明
 104歳で今なお現役のドクター、聖路加国際病院名誉院長、日野原重明氏の言葉である。 いつも笑顔でお元気な日野原氏の周りには、老若男女問わず多くの人がその生き方を学びたいと話を聞きに来るそうだ。 日野原氏の長寿の秘訣は、この言葉に集約されているのかもしれない。「変化に対応できる者が生き残ることができる」とダーウィンが言ったかどうかはともかく、自然界はつねに変化し続けており、生きものたちは与えられた環境で生き延びようと進化しているのは確かだろう。 だとすれば、人間も変化していかなければ生き残ることはできない。 自然の中で淘汰されていった生きものたちは、その種の弱さゆえか、それともガンコな性質だったのか、いずれにしても変化に対応できずに消えていかざるを得なかった。 走り方を変…続きを読む
 
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ
チャーリー・チャップリン
「世界の三大喜劇王」のひとり、チャーリー・チャップリンの名言だ。 孤児院で育った不遇のときも、決して未来への希望を捨てなかったチャーリー。この言葉の背景には、勝ち気な性格が自らの人生を切り開いていったという体験があった。なんともチャーリーらしい言葉ではないか。 人はだれしも、何か良くないことが起きると感情が先立ち、そのことは悲劇的な出来事と決めつける。 しかし本当にそうだろうか。「あのことがあったおかげで…」ということをよく耳にする。 悲劇と思ったことが実は、その後の人生を好転させるためには必要不可欠な出来事だったということは往々にしてある。 大切なのは、起こった出来事をどう次につなげていくか、ということ。 今この瞬間に起こったことは、次の瞬間にはすでに過去のことになる。…続きを読む
 
商いの敵にまさるダシは無し
 某新聞の一面にある編集記事と言えば、なんとなくわかる人もいるのではないだろうか。政党を食堂に例えてのライバル争いの内容だった。食堂だけに「うまい!」と思わず舌鼓を打った。 日本料理の味の基礎は「出汁」だと言われている。 出汁の旨さが料理を左右するといってもいい。 鰹節、昆布、いりこ、しいたけ…どれを使っても誰が作っても出汁はできる。 しかし、本当に美味しい出汁は創意工夫がなければ作れない。 独走よりもライバル走者がいたほうがタイムも伸びるように、競争相手がいてこそ予想以上の力が発揮できる。 日本を代表する水泳選手の荻野公介選手と瀬戸大也選手は、幼い頃からライバル同士だったというが、もし彼らがそれぞれ別々に水泳を続けていたら、今のようになっていただろうか。 美味しい出汁は…続きを読む
 
本当の美は、心の中で未完成なものを完成させようとする者によってのみ、発見されるべきものです
岡倉天心
 フェノロサに師事し、近代日本美術の発展に尽力した美術指導者、岡倉天心の言葉だ。 以前にも紹介した天心の著『THE BOOK OF TEA(茶の本)』から抜粋したのだが、ここには東洋の精神のみならず、茶の湯の世界からみえるこの世の真理が記されているのではないかと思う。西洋でも今なお読み継がれているのもわかる気がする。 古来より日本人は、満月よりも三日月や欠けた月に、そこはかとない美しさを見出した。 千利休が唱えた「わびさび」も、そのあらわれだろう。 茶道の本質は「不完全なもの」を崇拝することだと天心は言っているが、それは、不完全であるがゆえに周りとの調和を計ろうとする慎み深さや謙虚であることの大切さを言っている。  茶道による「おもてなし」は、単なる相手を持ち上げる接待や…続きを読む
 
釈尊でさえ絶対化すればその奉る心は停滞する
玄侑宗久
 僧職のかたわら執筆活動を行う芥川賞作家、玄侑宗久氏は何度も本欄で取り上げた。この言葉は氏の著書『仙厓 無法の禅』から抜粋した。 仙厓義梵は言わずと知れた禅僧で画家だが、晩年の軽妙洒脱でユーモアに溢れた禅画を目にした人は多いのではないだろうか。墨で描かれた「○△□」は有名だが、これなどまるで子供が描いた落書きのようだ。「霊山拈華一場敗闕(りょうぜんねんげいちじょうはいけつ)」「霊鷺山で釈尊は華を拈じ、ひとり微笑した摩訶迦葉に法を伝えたとされるが、あれは大失敗だ」という意味らしい。 玄侑氏が住職を務める福島県三春町の福聚寺本堂に、仙厓の書いた文字が左右の聯(れん)に仕立ててあるという。 ちなみに、対の文字がこれだ。「多子分坐満面慚紅(たしぶんまんめんにざんくす)」。「多子塔…続きを読む
 
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