日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

すぐに得たものは、すぐに失われる
 格言という立派なものではなく、ただ私(高久)がつねづね思っていること。 とかく効率よく何かを得ようという風潮が強い。ジャズ喫茶「ベイシー」の菅原正二氏は、30年もたないものは「物」ではないと断言しているが、彼のものさしにかかれば、いまあるもののほとんどは物ではないということか。コンビニで買ったものが短期間のうちに失われるように……。 それと同じように、「自分ならではの生き方」も本来はすぐに得られるものではない。それをハウツーものやビジネス書などで簡単に得ようとするから無理がある。受験勉強で覚えたことの大半が忘れられてしまうのと同じように、すぐに得たものはすぐに失われるのだ。ハウツーものやビジネス書ばかり読んでいる人でうまくいっている人に会ったことがないと言ったら言い過ぎ…続きを読む
 
智に働けば角がたつ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ
夏目漱石
 夏目漱石『草枕』の一節。なるほどうまいこと言う。つまり、相対的な計らいがあるうちは、すべてうまくいかず、心の自由は得られないということ。 では、どうするか? 禅で言う「放下着」だろう(ほうげじゃく、と読む)。下着を放り投げるという意味ではない(笑)。 この場合の「着」は強調しているだけで、深い意味があるわけではない。どんどん捨てなさいということ。 さあ、何を捨てようか。それを考え、実行した暁に心の自由度が高まっているのではないかと思っている。(140922第85回)…続きを読む
 
伝統とは形を継承することを言わず、その魂を、その精神を継承することを言う
嘉納治五郎
 柔道の創始者・嘉納治五郎師範の言葉。 この言葉の意味は重い。なぜなら、日本は世界一歴史の長い国であるだけに、伝統と名のつくものがたくさんある。その伝統にどのように向き合い、どのように継いでいくのか。その本質が問われている。 山下泰裕氏は、ブルー柔道着が採用されることになった時、日本中が反対一色になったことを恥ずかしいと思ったという。たしかに、カラー柔道着導入はイヤなことだが、柔道が世界に普及するには避けて通れないことだと。そもそも、カラー柔道着は柔道の本質を脅かすものではないと。だから、消極的賛成だったという。結果的に、わかりやすくなってますます世界に普及している。それによって日本ファンも増えているはずだ。 山下氏の判断の根拠は、嘉納師範の示した伝統観だったではないだろ…続きを読む
 
大死一番絶後再蘇
 だいしいちばんぜつごにふたたびよみがえる、と読む。 勝負の世界で突き抜けた実績を残した人の多くは、このことを言う。つまり、勝ち負けを超えたところで自分の力を出し切ること。勝ち負けは相手があってこその話。そのレベルにいては、ほんとうの力は出し切れない。ある意味、負けてもいいと思う。勝負への拘泥を捨てる。「たったこの時」に力を発揮できることだけを望む。そういう境地に至れば、おのずと人は強くなれる。闘うべき相手は、自分なのだ。(140902第83回)…続きを読む
 
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