日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

人生、楽しまなくちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。脚を伸ばして、のんびりするのさ
『日の名残り』より
 ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の『日の名残り』から抜粋した。 品格ある作風や、受賞理由の「感情に強く訴える小説」というのはそのままイシグロ氏の人となりを表しているのだろう。彼の作品を読んだ後は深い感動につつまれる。まるで、森の中で月明かりに照らされた湖畔を眺めているような、静かな感動が押し寄せてくるのだ。 人は夕日に魅せられる。 そしてなぜか、もの哀しさを覚える。 一日の終わりが、もうそこまで来ているのを名残惜しんでいるのだろうか。 夕焼けに染まった西の空が、家路を急ぐ足をひきとめる。 その瞬間、「美しい・・・」とつぶやく人は方々にいるにちがいない。 美しさには、どこか儚い哀しさがある。 夕景を見て、哀しみを覚えるのは、そのせいか。 美しい夕景を前にして、良…続きを読む
 
人間の使命とは、可能な限り「自分自身」になること
アブラハム・H・マズロー
 人間には5段階の欲求があると説いたマズロー。通称「自己実現理論」とも呼ばれる欲求段階説は、企業経営や労働環境の改善に大きな影響を与えたと言われている。 自己実現に最も重要な要素としてマズローが力説するのが、この言葉である。 可能な限り「自分自身」になることとはきっと、ありのままの自分になることなのだろう。 それが、人間の使命なのだと、マズローは言う。 有史以来、人間は「自分自身になること」や「ありのままの自分」の探求を続けてきたのにちがいない。 人生最期の瞬間、「我が人生に悔いなし」と言い切れる人がどれだけいるだろうと考えたとき、そう思わざるを得ないのだ。 死にゆく人の多くが、自分が心から望む夢や希望はあっただろうと。 食欲や性欲、睡眠欲などの「生理的欲求」。 安全な住…続きを読む
 
人はモノを追求するのではなく、モノの追求を追求する
ブレーズ・パスカル
 名著『パンセ』で知られるブレーズ・パスカル。「人間は考える葦である」という言葉があまりにも有名すぎて他の名言は影を潜めているが、以前にもひとつ紹介したことがあるし、この言葉などまさに人間の本質を浮き彫りにしているように思う。 フランス文学者の鹿島茂氏は、この言葉の意味を的確にこう表現している。「つまり、人は困難を克服するという達成感が大事で、何を得るかはじつはどうでもいいのです」 言い得て妙である。「もっと、もっと」と求めることは、あまりよろしくないと論語はいう。「足るを知れ!」と。 がつがつするのはみっともないけれど、何かを追い求めることそのものは悪いことではないと思う。 現状に満足しすぎると、それ以上の成長はないだろうし。 人は成長しつづける生き物なのだから。 物質…続きを読む
 
ただ「勝ちたい」ではなく、負ける覚悟ができて初めて本当の強さが出る
原辰徳
 元プロ野球選手で、元ジャイアンツ監督の原辰徳氏の言葉だ。 この言葉の後、「いわゆる『覚悟の心理』とは、そういうものだと私は理解している」と続く。 世の中は、勝った負けたの勝負の世界。 強いものが勝ち、弱いものが負けるという、弱肉強食が繰り広げられる。 では、本当の強さとは何か。 老子いわく、「柔は剛に勝ち、弱は強に勝つ」 本当の強さとは、弱さを知っているということ。 生まれたばかりの赤ん坊は、か弱いがゆえに守られる。 自らの弱さを知っているから、一人では生きていけないのだと、命のかぎり泣き叫んで訴える。 生命力の強さのなせる技か。 辞書によると、 覚悟とは、あきらめであり、迷いを去って道理を悟ることだという。 負ける覚悟。 それは、死ぬ覚悟と同じ。 自分はこれで死ぬのだ…続きを読む
 
山鳥のほろほろと鳴く声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ
行基
 奈良時代の僧侶、行基の歌である。成田為三が作曲し、『ほろほろと』という歌唱曲にもなっているので知っている人もいるかもしれない。 あるとき、ふと、切なさが込み上げてくることがある。 胸が高鳴り、そわそわしたり、わけもなく涙がこぼれたり・・・。 またあるときは、懐かしい情景がまぶたの裏に現れることも。 それは、風に運ばれてくるときもあれば、流れてきた音楽がきっかけであることも。 そんなときは、気分が高揚し、ふつふつとエネルギーが充満してゆくのがわかる。  鼻や耳が遠い昔を懐かしんでいるのだろうか。 しまいこんで忘れていた大切な宝物を久しぶりに手にしたときのように、記憶の断片をかき集めて愛おしんでしまう。 虫の鳴き声を「声」として聞くのは日本人だけだという。 外国人には虫の声…続きを読む
 
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