No.78
日本一単純な男
てんつくマンが世界を変える!(かも)
Contents
今、世界は混沌としている。糸玉がグチャグチャに絡まったようにややこしくなっている。考えうる問題点を列挙していくと、もはやこの地球は問題だらけの塊になったとしか思えない。
「みんな考えすぎて苦しんでいる。考えすぎたら動けなくなる。人間はもっとアホでいいんとちゃうかな」
軌保博光こと「てんつくマン」はそう言う。てんつくマンは「アホで良し」「動けば変わる」などと自筆のメッセージが書かれたTシャツでどこへでも行く。
行動原理は3Kだという。つまり、「考え、語り、行動する」。彼流に言えば、「めっちゃ単純なこと」。自分がこんなことをしたらワクワクするということを考え、それを周りの人に語る。ただ語るだけではなく、熱く語る。そして、行動する。その時、周りの人からどんなに「それは無理だ」と言われても、「できない」とは考えない。ひたすら、「できた」時のイメージを持ち続ける。
それを貫くには、アホでなければならないと、てんつくマンは言うのだ。みんなが信じている常識は、人の可能性を狭めてしまうこともありえるということを本能的に知っているのだろう。そして、実際に多くの常識を覆してきた。
てんつくマンとは、「天国をつくる」からきている。天国は死んでから行ってもつまらない、今、生きているこの時にこそ天国を作ろう、という意味だ。そういう彼の夢は、自分の夢の中に坂本竜馬が現れてきて、「おまん、ようやってくれた」と酒をついでもらうことだという。てんつくマンは、坂本竜馬をこよなく愛しているのだ。
てんつくマンが、どのような道のりでそうなるに至ったのか、彼は今何をしているのか、これから何をしようとしているのか、この特集記事でつまびらかにしたい。
●企画・構成・取材・文・制作/髙久 多美男
●写真/渡辺 幸宏
●公式ホームページ【http://tentsuku.com/】
● fooga No.78 【フーガ 2008年 7月号】
●A4 約80ページ オールカラー刷り
●定価/500円(税込)
●月刊
●2008年6月25日発行
おかげさまをもちまして、完売いたしました
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