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No.62

陶芸家 成良仁の来た道、
造形作家 南田是也の行く道

Contents

 三月になったら宇都宮市の中心部のいたるところで、妖艶で豊満な美女たちの艶姿に遭遇するだろう。服を着たものもあるがほとんどはハダカ。見事なおなかの贅肉の上に乗っかるたわわな乳房、いやオッパイ。
 グラマラス・ビューティーたちの正体はテラコッタ(素焼き)の像で、生みの親は造形作家の南多是也氏だ。「南田是也」、「なんだこれや」、「なんだこりゃ」。この変わったおじさんの名前は、陶芸家成良仁氏のもうひとつの姿だ。正統派伝統芸術作家から見事にカミングアウト(?)を成し遂げた。
 しどけなくくわえタバコなんかをしているテラコッタたちだが、実は案外由緒正しい生まれだ。正確な人体構造が優れた造形力によって実現されている。彼女たちが太っているわりに軽いのは、中が空洞だからである。どうやって作るのか? それを聞いたら、『成良仁』なくして『南田是也』誕生はありえなかったと思う。そんな二人を紹介します。

● fooga No.62 【フーガ 2007年 3月号】

●A4 約90ページ 一部カラー刷り
●定価/500円(税込)
●月刊
●2007年2月25日発行

 

おかげさまをもちまして、完売いたしました

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