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「ma」のはじまり

2020.10.22

 私ごとになりますが、このたび公式サイト「ma」を開設いたしました。「ma」とは自分の名前の一文字であると同時に、空間や時間、あるいは余白などを表す「間」でもあり、もっと言えば、目に見えないものを意味しています。
「魔がさす」という言葉を連想する人もいるかもしれませんが、それはそれで仕方がない。ふと魔がさしてサイトに訪れてくれれば幸いです。(ただし、くれぐれも悪用されませんように)


  そうそう、「まあ、まあ」とか「まあ、いっか」の「ma」でもありますので、どうぞ肩の力を抜いて覗いてみてください。

〝もの書き〟のサイトですから、これといったお得情報があるわけでもなく、目新しい商品や目玉商品が並んでいるわけでもありません。いたって「フツウ」の言葉が並んでいるだけです。「フツウ」といっても人によってちがうわけで、なにを「フツウ」というのかわかりませんが、とにかく、わたしにとっての「フツウ」を並べていこうと思っています。
 おそらく誰もが見知っている「フツウ」の言葉。当たり前の、だからなに? というような言葉が並ぶだろうと思います。けれど、当たり前だからこそ忘れてしまうことって、意外とたくさんありませんか? わたしはあります。だからあえて書き残しておこうと思うのです。
 

 ふとしたときに浮かんだ言葉は、あまりにも素朴で素っ裸な感じがして恥ずかしいのですが、そういう言葉ほど天然・自然で嘘がないのではないかと思います。
 着色もしなければヘンなものも加えていない、無添加100パーセントの「オーガニックランゲージ」です。
 それらは天然ものですから、ときには毒があるかもしれません。いいえ、あるはずです。ニンゲンだって生きものだもの。ひとことが薬にもなれば毒になることだってあるでしょう。良薬は口に苦しともいいますし、多少の毒なら免疫効果もあるはずです。
 

 ためになったり役立つかどうかはわかりません。誰もが一度は感じたり、考えたり、そうかもしれないと思っていること、気づかなくてもなんとなくわかっていることを、わたしの言葉で思い出してくれたらと思うのです。
 
 そういうわけで、サイトのトップページに書きました。
「ことばにいのちをふきこもう」と。

 自然のなかに埋もれている言葉や、人の心のなかで息を潜めている言葉、見向きもされず、意味を失ってしまった言葉、社会という横糸と歴史という経糸の隅々にある言葉に、いのちをふきこめたらいいなあと思っています。
 
 想像以上の、わたしにはもったいないくらいステキなサイトに仕上げていただきました。風にまかせて気ままに姿をかえながら空を泳ぐ雲のように、言葉も眺める人によってかたちは変わるのだろうと思います。

 できたてホヤホヤの生まれて間もないサイトですが、これまで書き留めたものや、新しく生まれた言葉、雑誌『Japanist』に掲載していたものなど、わたしの日常にある「フツウ」の言葉を随時アップしていきます。ぜひご覧ください。

 

もの書き 神谷真理子公式サイト「ma」

 

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Profile

神谷 真理子

神谷 真理子

もの書き。兵庫県生まれ。

詩、童話創作、聞き書き、取材文など、幅広い分野で活躍。著書に詩集『たったひとつが美しい』。『Japanist』にて「宇宙と人をむすぶ言の葉」を連載。本サイト「力のあることば」や「美し人」公式サイト「美しい日本のことば」を連載

https://www.umashi-bito.or.jp/column/

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