日々是食日 体と心が喜ぶ食の話
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日々是食日

食べることは生きること。生きることは、心と体が感じて動くこと。
体の声に耳をすませば、きっと応えてくれるはず。
日常のなかにあふれる喜怒哀楽をスパイスに、心と体が喜ぶご飯を召し上がれ。(テキスト/神谷真理子)

Topics

2020.01.16
ぼーっと本棚を眺めていたら、とたんに恐ろしくなった。――見られている。そう思った瞬間、ばったり村上春樹と目があった(ような気がした)。よくよく見ると、こちらをじっと眺めている無数の
2020.01.03
「あんな食パン、今まで食べたことがない。めちゃくちゃ美味しいよ」その人は、今にもよだれを垂らさんばかりに興奮気味でそう言った。どういう風に美味しいのか、やわらかさ、もちもちした食感
2019.12.15
運ばれてきたローストチキンを、二人は無言で食べ続けた。肉汁がしたたり落ちるのもかまわず、骨までしゃぶりついて、あっという間に一羽まるごとたいらげた。それでもまだ物足りないというよう
2019.11.30
私事になるが、最近、物語を担当させていただいた某幼稚園の絵本が刊行された。『おばあさんのふしぎなおむすび』と題したこの物語は、おばあさんとねずみのチュータがおむすびをめぐって繰り広
2019.11.15
祖母が死んだ。10月もあと数時間で終わるという頃だった。亡くなってから1時間ほど経って、父からのメールに気がついた。数日前に母から祖母の容態が急変したことを聞いていたし、その日の夕
2019.11.01
この季節、街を歩いていると、ときどきあまい香りが鼻先をくすぐっていく。「おや?」と思った先には、かならずキンモクセイが緑の間からオレンジ色の顔をのぞかせている。――ああ、今年も会え
2019.10.18
先日、見るともなしに見ていたとあるテレビ番組で、ナビゲーターの2人が興味深い話をしていた。水の話である。番組に寄せられた「一番おいしいと思う水は?」という質問に対し、1人が「朝一番
2019.09.30
秋分もすぎ、肌にふれる空気もすっかり秋めいた夕暮れどき。以前から気になっていた武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの一階に新設された「無印良品」の店に立ち寄った。キャンパス内にあるそこは
2019.09.20
久しぶりにケーキを焼いた。といっても、お手軽なパウンドケーキである。限界値を超えそうなバナナが2本、部屋中に甘い香りを撒き散らして「いいかげん食べてくれ」と訴えていた。それならと、
2019.09.04
昔、私の住む村には三軒の萬屋(よろずや)があった。今で言うコンビニである。中でもひときわ店内も広く、品数の多かった藤野商店、通称〝藤野さん〟が私のいきつけの店だった。 「おばちゃー

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神谷 真理子

神谷 真理子

もの書き。兵庫県生まれ。

詩、童話創作、聞き書き、取材文など、幅広い分野で活躍。著書に詩集『たったひとつが美しい』。『Japanist』にて「宇宙と人をむすぶ言の葉」を連載。本サイト「力のあることば」や「美し人」公式サイト「美しい日本のことば」を連載

https://www.umashi-bito.or.jp/column/

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