食べることは生きること。生きることは、心と体が感じて動くこと。
体の声に耳をすませば、きっと応えてくれるはず。
日常のなかにあふれる喜怒哀楽をスパイスに、心と体が喜ぶご飯を召し上がれ。(テキスト/神谷真理子)
Topics
2020.12.13
ある日の午後、わが家にイキのいい真鯛がやってきた。初秋だったろうか。ようやく樹々も色づきはじめたころだった。玄関口で真鯛はぎょろりと眼を剥き、こちらを上から下から舐めるように観察す
2020.09.20
以前、わたしにとって書くことは「リハビリ」のようなものだと書いた。そのリハビリは功を奏し、わたしのこれまではすべて必然に変わり、大小さまざまな点は一本の線に姿を変えたと。だからとい
2020.08.22
あついあついと言ったって、もうすでに立秋はすぎました。心なしか、早朝の空気はかすかに秋の香りを含んでいるし、夕暮れをすぎて夜のとばりの落ちるのも少しばかり早くなったような気がします
2020.07.08
思えば好奇心に煽られるまま、衝動的に突き進んできた半生だった。計画性などという人間的な思考はカケラも持ち合わせておらず、そのときそのときの気分と人目ばかりを気にした行動の連続であっ
2020.06.19
春を存分に味わうことなくやり過ごしたからだろうか。今年はいつになく梅雨が早々とやってきたような気がするのだが、そんなことはない。早いどころか例年より3日ほど遅いそうだ。もうそんな季
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