しのの歌
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しのの歌

四六時中、歌のことを考えているという高校生歌人がつむぎだす言葉のきらめき。
日本人の精神の遺伝子に流れている「短歌マインド」が彼女の歌によって惹起される。

Topics

プラネタリウムの帰り道は地面がぐらぐらする。神秘的で果てしない宇宙がすぐそこにあるのだという事実に胸がいっぱいになる。卵を割ろうとしてふと手を止めてしまう。白いすべすべの鶏卵も、屋根を落ちる雨粒も、公園の隅の小石も、ぜんぶ球体で、ぜんぶ命で
短歌に出会ったばかりの15歳のころから、「短歌の好きなところ」を聞かれたら必ず同じ返答をしている。「何でもない日常も深い悲しみも絶望も、短歌の31音にすると特別で美しいものだと気づけること」これはわたしの名刺代わりの一首だ。傘から雫が落ちる

Profile

三海 詩野

三海 詩野

(みうみ しの)

2001年10月2日生まれ。北関東出身。
全国高校生短歌大会(短歌甲子園)、2017・2018年団体戦2連覇ほか、高校3年間で計7つの全国1位を受賞。
好きな食べ物は葡萄とサバとパンケーキ。将来の夢は自分の歌集を出すこと、葡萄畑の麓に家を建てること。

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