文筆ウーマンの子育て奮闘記
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ジェントルマン教育 ありがとう編

2019.03.01

Episode 02

 

みなさん、見ず知らずの方に、「ありがとう」を言っていますか。

 

最近は、他者の厚意に「ありがとう」より「すみません」を言う人が増えている気がします。

いえ、もしかしたら、日本人の文化なのでしょうか……。

 

私は4年という短い間ですがドイツで暮らしました。その「ありがとう」の自然なこと。

おばあちゃんの荷物を持ってあげても「ありがとう」。ドアを開けておいてあげても「ありがとう」。「すみません」というのは本当に「申し訳ない」というときばかりで、他者から受けた厚意には「ありがとう」が基本です。

それはおそらく、ドイツに限ったことではないでしょう。

 

絶賛待機児童のいるフリーランスのワーキングマザーな私。手がかからなくなったはずの長男は、ヨットや空手、週2回の公文と習いごとが多く、何かと親の送迎が必要です。

 

ですのでどうしても、Ama〇〇nさんや、楽〇さんのお世話になりがち。

お出かけできずにお買いものできるんですもの!

すると、当然ながら、宅配会社の方のお世話になるわけです。

玄関先で私はいつも、「いつもありがとうございます」と言っています。

「ごくろうさま」というより、自分の代わりに届けてくださっているのだから、やっぱり「ありがとう」、ですよね。

 

長男にも小さいころから、なぜ宅配の方にお礼を言うのか説明をしています。

宅配会社の方も「ありがとうございます!」と言ってくださるのですが、

長男の頭はハテナ。

 

「ねえ、ママ。あの人なんで、ママにありがとうって言うの? ママが届けてもらっているんだから、ママがありがとうだよね?」

と、素直に感じている様子がとても微笑ましい今日この頃。

 

先日、久しぶりに息子ふたりと都内に、用事で出かけました。
土曜日だったとはいえ、夕方になると電車が混みはじめてしまうので、あわてて帰路に着くも、時遅し。帰りに次男が爆睡zzz。

14キロの3歳児を抱えて電車に飛び乗ると、二人のご婦人がさっと席を立ち、
「さあさあ、お座りになって! 坊やも一緒に」
と、二人分の席を譲っていただきました。

おしゃべりに夢中なご婦人に聞こえないように、「ちゃんとお礼を言おうね」と長男に耳打ち。

「うん」とうなづいて、先に降りようとしたご婦人たちの後ろを長男が追いかけ、ぽんぽんと背中を叩き、
「さっきは譲ってくれて、ありがとうございました」
と、ペコリと頭を下げました。

 

ご婦人は驚いた表情から満面の笑みを浮かべて「まあ、ご丁寧にありがとうね。えらいわねー」
と、たくさん長男を誉めてくれました。

 

「こっちが譲ってもらったからお礼を言ったのに、誉められちゃった。なんかいつものママみたい」
と、顔を赤らめた長男。

「ごめんなさい、をちゃんと言えることも大事だけど、ありがとう、をきちんと言えることも、同じくらい大事でカッコいいことなんだよ」

と言うと、納得した表情を見せました。

 

少しずつ社会勉強をしていく小学1年生。
ゆっくりでいいよ。
素敵なジェントルマンになってね。

兄の姿を見て学んでほしい3歳児は、夢の中……(笑)。

君が爆睡しているおかげで、お兄ちゃんは社会勉強できたのだから、良しとしますか。

もっともっと、日本に「ありがとう」と「こちらこそありがとう」の笑顔の連鎖が増えますように!

 

みなさま今日も心温まる1日を!

schoenen Tag noch♪

 

 

 

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