多樂スパイス

歴史的な日

2010.04.18

 2010年4月18日。

 日本の歴史に刻まれる日になるかもしれない。

 

 本日、午後3時、いよいよ山田宏・中田宏両氏らが新党を立ち上げた。その名は、日本創新党。

 思い起こせば、2008年11月2日。中田氏から、「このままでは日本は立ちゆかなくなる。われわれは崩れゆく日本に楔を打つために、目指すべき国家の理念を構築しているのだが、そのために手を貸してくれないか」と話をされ、その時、初めて『日本よい国構想』のゲラ原稿を手渡された。当時、山田氏のことはあまり知らなかったが、そこに書かれていたことは、私がずっと抱いていたこととほとんど同じであった。その時の驚きと感動は今でも色あせない。翌日、新横浜で中田氏に会って、ぜひともお役にたちたいと返答をした。

 以来、約1年半が過ぎた。

 その後、『Japanist』を創刊したのは当然の流れであった。

 

 今、政党の存在意義が揺らいでいる。長年日本の政治を司ってきた自民党はもはや解党まっしぐらだし、昨年政権の座についた民主党はもともと寄せ集めの上、社民党・国民新党という悪ふざけにも度が過ぎている政党と連立を組んでいる。

 この3バカトリオが刻一刻と日本を破滅の道に誘っているのは、少しでも社会のことがわかる人なら明々白々だろう。前回も書いたが、鳩山氏はただのお坊ちゃんで、小沢氏は「選挙に勝つことと政権を作ること」しか興味がなく、政策といえば、道路を作るだけ。何を血迷っているのか、外国人に参政権を与えようとするなど、悪ふざけもたいがいにしなさい! と一喝したくなるような頑迷ぶりである。

 一方、自民党を出た人たちが「たちあがれ日本」を結党したが、日本を今のような状態にしてしまった張本人たちのグループであり、いったい何をしようとしているのかさっぱりわからない。

 その点、本日結党された日本創新党の目指すところははっきりしている。地方自治体を経営してきた「現場の力」を生かして、この国の舵取りをするということである。会社もそうだが、社長が会社のお金を使い放題していたら、早晩倒産するのは目に見えている。今の国政はそれ。税金は究極の「他人の金」だが、それを使い放題して、良識ある国民にそっぽを向かれるという始末。とてもまともな政治とは言えない。

 彼らと山田・中田両氏のテレビ映りを見ていて、気づいた人も多いだろう。その人の心は顔に出てしまうのだ。だって、鳩山さんの「どこまでも他人事」という無責任な表情、小沢さんの「どこまでも権力欲の塊」というブヨブヨの表情と比べ、両氏の澄み切った、私利私欲のない顔を見れば、何が違うか一目瞭然だろう。

 私は「四十過ぎたら顔が名刺」と思っているので、『Japanist』でも多くの写真を用いることにしている。だって、顔は嘘をつけないから。

 

 ところで、4月25日発売の『Japanist』第5号では、新党の政策をほぼ網羅した取材記事が掲載されている。一挙16ページ。もちろん、山田・中田両氏への直撃取材である。小社サイトの『Japanist』欄から冒頭のページを見ることができる。

 (100418 第162)

 

 

 

 

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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