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史上最高の奇抜な組み合わせ

2008.07.20

 横浜市役所で対談・取材を終えた中田宏氏と高橋克法氏は、歩いて横浜市開港記念会館へ。7時から中田さんとてんつくマンの対談が予定されていたからだ。

 ちなみに、ジャックの名で親しまれている横浜市開港記念会館は、実に素晴らしい建物である。保存のされ方も申し分ない。市民たちが愛着をこめて使い込んでいる結果、建物が生き生きとしているのだ。ただ鑑賞用として保存された建物はあのような雰囲気を醸し出すことはできない。

 さて、てんつくマンVS中田対談をわれわれは最前列で聞いていた。

 なんと、てんつくマンのコスチュームは、『fooga』の表紙にも使われている、原色使いの変ないでたち。ブルーのタイツに赤いパンツ、黄色のヘルメットと靴。マントは赤と緑だ。ほとんど信号機状態である。しかも、てんつくマンの奴、左足指をケガしたみたいで、包帯を巻いている。左膝あたりにはタイツの破れも。思いっきり「画竜点睛を欠く」姿で中田さんと対峙した。長年中田さんに会いたいと憧れていたと言うが、よりによって対談が実現できた日にその格好はないだろうと凡人は思うのだが、やはりてんつくは考えることがちがう。

 一方、中田さんは相変わらずダンディーだ。スタイリストが選んでいるのだろうか、白いシャツがめっちゃかっこえー(あっ、てんつくマンの口癖が移ってしもたわ)。胸元のボタンをふたつ開け、さりげなく「ちょいワル」風なところも似合っている。

 対談の内容は、、『fooga』10月号以降何回かに分けて紹介するのでここでは割愛。

 最後に北原照久さんが登場し、会場はさらに熱くポジティブな空気に包まれた。

 その後、、『fooga』は飛ぶように売れたが、やはりお三方の力だろう。

 今回の企画は、横浜竜馬会の会長である守田明さんによって立案され、運営された。会場の選定といい、組み合わせの妙といい、価値あるイベントであったと思う。てんつくマンは「史上最悪の段取りの悪さ」と茶化していたが、あの二人ならよけいなナビゲーターなど用意せずともうまくやってくれる、と守田さんも私もふんでいたのだ。案の定、てんつくマンの絶妙なリードで対談は進行し、やがて中田さんもノリノリになって喋ったという具合である。

 対談の後半、てんつくマンの突飛なアイデアが中田さんにぶつけられた。一瞬、会場は静まり返ったが、よく考えてみれば、実行できなくはないギリギリの突飛さである。そのアイデアを「それが政策だ」と返した中田さんもさすが。

 てんつくマンの提案した「横浜ツリーマラソン」、実現できたら面白いだろうな。

(080720 第60回  写真は壇上の中田宏・横浜市長&てんつくマン )

 

 

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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